都心にありながら広大な庭園を持つ「ホテル椿山荘東京」のロビーラウンジ「ル・ジャルダン」では季節ごとのアフタヌーンティーが楽しめます。ヨーロピアンテイストの調度品に囲まれて約20種類の中から好きな紅茶をえらんでゆったりくつろぐひと時は、遠い異国の地にプチトリップしたかのよう。木々を揺らす風を感じながらリフレッシュしてはいかがでしょうか。

椿の名所として親しまれてきた歴史ある庭園を受け継いだホテル

100種類もの椿が初冬から春先にかけて広大な庭園を彩る「ホテル椿山荘東京」。明治時代の政治家・山形有朋が、当時“つばきやま”と呼ばれていたこの地に邸宅を作り庭園を整備して「椿山荘」と名付けました。一木一石を大切にするという思いで手入れされてきた庭園はその精神と共に時代を超えて受け継がれ、訪れる人々を温かく迎え入れます。

ガラス窓の向こうに庭園を見おろす落ち着いたラウンジ

ロビーの奥にあるロビーラウンジ「ル・ジャルダン」は、大きな窓の向こうに広がる庭園の様子を見ながらくつろぐ落ち着いた雰囲気のラウンジです。ヨーロピアン調のエレガントなソファやイス、テーブルライトや壁にかかる絵画などクラシカルな調度品の数々は、まるで由緒あるヨーロッパの邸宅に招かれたような気分になりますよ。

テラスに面した一角は床材に石を敷きつめ、さながら森林浴を楽しむパティオのよう。そのすぐ外のテラス席はホテルの3階部分にあたって眺めがよく、寒い時期もストーブがあるので心地よく過ごせます。

栗拾いを楽しむような秋のとっておきティータイム

都内のホテルで初めてアフタヌーンティーを提供したのがこのロビーラウンジと言われています。英国の伝統的なスタイルを踏襲した3段のケーキスタンドに華やかに盛り付けられ、季節によって内容も様々。取材で訪れた秋のシーズンは栗を贅沢に使用したアフタヌーンティーでした。

約20種類の紅茶で楽しむ3段それぞれのマロン

1段目は秋らしいマロンづくしのスイーツ。モンブランのグラスデザートやいが栗のマロンショコラ、形のかわいい栗のバターサンドクッキーなど細かいところまで遊び心いっぱいです。

中段には自家製オリジナルスコーンが3種。こちらもプレーンのほか和栗とラム酒、栗とドライフルーツなどマロンを模した形がユニークです。
飲み物はコーヒーのほか約20種類の中から好きな茶葉をリクエストできる紅茶がいただけます。茶葉はこのマロンアフタヌーンティーにあわせて用意され、取替えやおかわりは自由。定番のダージリンやアッサム、フレーバーティーやハーブティーに加え、岩手県に自生する椿の葉をメインにブレンドした「椿茶」やマスカットの香りが広がる「グリーンティーマスカット」など幅広くラインナップ。いろいろ試すと新しいお気に入りが見つかりますよ。

ローストビーフのサンドウィッチやキッシュなどシェフの趣向を凝らした3段目のセイボリーに登場するマロンは、いが栗に見立てたコロッケです。それぞれに特徴のあるマロンを深まりゆく秋を感じながら味わって。

木々が生い茂る庭園は森林浴もできる都会のオアシス

ティータイムのあとは庭園を散策するのがおすすめです。初夏には蛍が舞う清流にかかる弁慶橋を渡って木立の中を道なりに進むと、視界の広がる場所へとたどり着きます。池の向こうには勢いよく流れ落ちる五丈滝、小高い丘の上には庭園のシンボル三重塔、しばらく歩くと数寄屋造りの料亭も見えてきて、とても都心にあるとは思えないほど自然豊かです。ぜひのんびりとしたひと時を過ごしてくださいね。