東京都台東区の中心・稲荷町に鎮座している「下谷神社」は、都内で最古のお稲荷様の神社です。商売繁盛や家内安全のご利益があるとして出勤前の会社員や幅広い層の参拝客でにぎわう神社には、鮮やかな見た目の花手水や、龍やキツネなどをモチーフにした縁起のいい授与品、キツネの置物付きのおみくじなどがそろっています。ユニークですてきな授与品をゲットしに訪れてみませんか。

浅草通り沿いに立つ赤い鳥居が目印です

東京メトロ銀座線・稲荷町駅1番出口から徒歩2分。飲食店やオフィスビル、住宅までが立ち並ぶ稲荷町エリアに位置する「下谷神社」は、大年神、日本武尊を祀っている都内最古のお稲荷様の神社です。商売繁盛や家内安全のご利益があるとされており、駅からも近く、またオフィス街にあることから出勤前の会社員や幅広い層の参拝客でにぎわっています。

季節の花が楽しめる「花手水」に癒されて

色とりどりで鮮やかなこちらは、「神門」横にある手水舎に花を浮かべた「花手水」です。手水舎での柄杓の使用ができなくなったことをきっかけに、2020年から始められました。

浮かんでいる花は毎月1日に入れ替わり、梅雨ならアジサイ、夏ならヒマワリなど、季節によってさまざまな花が浮かべられます。「花手水」は基本月末まで行っていますが、花の状態によって早めに撤去される場合もあるので、確実に楽しみたい人は月初めに訪れるのがおすすめです。

壮麗な社殿の前にはニッコリ笑顔の狛犬が

730(天平2)年に峡田稲置らが大年神、日本武尊のご神徳を上野忍ヶ岡(現在の上野恩賜公園)に祀ったことが創建の「下谷神社」は、939(天慶2)年に藤原秀郷によって社殿が建立されました。その後、上野山下や広徳寺門前町に社殿を移し、1928(昭和3)年にここ稲荷町へとやってきました。

創建当初から「下谷稲荷社」として親しまれており、1872(明治5)年に神社名を「下谷神社」へと改称した後も、変わらず地元の人々に親しまれています。近くで暮らす人が通勤やお散歩、ランニングの途中に立ち寄ることも多いそう。

社殿前には一対の狛犬が鎮座しており、ニコッと笑っている表情はかわいいです。

拝殿内には大きな龍の天井絵があります

こちらは近代日本画壇の巨匠・横山大観によって拝殿内に描かれた天井絵「龍」。1928(昭和3)年の移転の際に、「新築する拝殿には後世に永く誇り得る如き立派な絵を天井に掲げたい」という氏子一同の願いを込めて、近代日本画壇の巨匠・横山大観に依頼依頼し、1934(昭和9)年に完成しました。社務所に声を掛ければ誰でも見ることができるので、ぜひ見てみて。

境内にある摂社「隆栄稲荷神社」にはキツネがいっぱいです

こちらは「下谷神社」境内にある摂社「隆栄稲荷神社」です。社殿前には一対のキツネが鎮座しており、宝蔵のカギや願い事を叶える宝珠をくわえています。五穀豊穣の神様で、商売繁盛や家内安全のご利益があるとされる倉稲魂命を祀る神社として、人々に親しまれています。

動物をモチーフにしたかわいい授与品も

こちらには猫やキツネなどの動物をモチーフにしたかわいい授与品がたくさんあります。開運のご利益がある「福まねき招福御守」や「喜常招福御守」、きれいな音色の鈴が付いた良縁や厄除けのご利益がある「白狐鈴守」など、どれもとってもキュートで携帯電話やカバンなどに付けて持ち歩いてもいいですね。

社務所横にある授与所で購入することができる「願掛けキツネ」です。願い事を書いて神殿に納めましょう。ほかにもキツネの置物に入った「きつねみくじ」(300円)もあり、おみくじで運勢をチェックした後には、置物として飾るのもおすすめですよ。

毎月変わる御朱印もチェック

神社を訪れたら、毎月変わる御朱印をもらいに行きましょう。月替わりの御朱印のほか、元旦や祭日には切り絵の御朱印を頒布しています。月替わりの御朱印は押されるスタンプが時期に合ったものへと変化し、4月は桜とパンダ、5月は苺のスタンプなど、どれもかわいいので毎月訪れて全部集めたくなってしまいますね。

拝殿天井絵の「龍」がデザインされたオリジナルデザインの御朱印帳もあり、色は白、黒、赤の3色が用意されています。

こちらは拝殿天井絵の「龍」がデザインされた切り絵の御朱印です。毎年元旦から頒布が始まり、なくなり次第終了のため、確実にゲットしたい人は早めに訪れて。

かわいらしいお守りや御朱印帳などの授与品や御朱印は、「神門」をくぐって右側にある朱印所や授与所で購入、受領できます。

都内最古のお稲荷様を祀る神社へ、花手水の鮮やかな花を楽しんだり、キュートですてきな授与品をゲットしに訪れてみませんか。