1934(昭和9)年に創建された「銀座ライオンビル」の1階にある「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」。創建当時の姿をほぼそのまま残し、現存する日本最古のビヤホールとして人気を集めています。老舗ならではのレトロで重厚な雰囲気のなかで味わえるのが、自慢の生ビール。カウンターには熟練の注ぎ手が常駐し、「伝統の一度注ぎ」で格別な一杯を提供してくれます。生ビールにぴったりのおつまみも充実。ソーセージや煮込みなどの一品料理からナポリタンやミックスピザなどのフードも豊富にそろっています。

銀座の中心にある老舗ビヤホールです

東京メトロ銀座駅から徒歩3分。和光やGINZA SIXなどが建ち並ぶ銀座の中心地、中央通り沿いに店を構えるのが「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」。1934(昭和9)年に大日本麦酒(現・サッポロビールの前身)の本社ビルとして竣工した「銀座ライオンビル」の1階に開店したビヤホールです。

開業当時の姿を今に残しています

創建当時からの内装がほぼそのまま残り、現存する日本最古のビヤホールでもあるこちらのお店。内装は当時の贅が尽くされ、工夫を凝らした造りで、建築家などから絶大な賞賛を集めたそうです。昭和初期にあった周辺にあった多くのビヤホールが戦火のため消失したなか、こちらは空襲を免れ現在まで営業を続けています。

内装のコンセプトは「豊穣と収穫」。大麦や葡萄をモチーフにした装飾が施され、ゆったりお酒を楽しめるような温かい雰囲気を創り出しています。圧巻なのは店内正面を飾るガラスモザイクの大壁画。ビール麦の収穫に働く女性たちを描いたもので、縦2.75m 横5.75mの大きさがあります。80年以上もの間、 銀座の歴史を伝える歴史的建造物として親しまれてきたことから、2022年2月には国の登録有形文化財(建造物)にも認定されました。

店内の赤レンガの壁は「豊かな実りをはぐくむ大地」をイメージ。ホールの左右に並ぶ緑のタイルと天井に伸びる太い柱は大麦を表現しています。

店内を照らすのは、ビールの泡をイメージした水玉模様の照明や葡萄の房をモチーフにしたシャンデリアです。ビールの泡や葡萄など、お酒をイメージさせるインテリアが施されているのもビヤホールならでは。水玉模様の照明は創建当時からのもので、現在では同じものを再現することは難しいという貴重なものだそうです。

注ぎ手による究極の一杯をいただきます

レトロで重厚な雰囲気のなかで味わえるのが、自慢の生ビールです。カウンターには熟練の注ぎ手が常駐し、極上の一杯を提供してくれます。こちらは注ぎ手の佐々木有さん。生ビールをおいしく提供するため、樽の温度やガス圧の管理も徹底しているといいます。

ライオンの生ビールは「伝統の一度注ぎ」が基本。何度かに分けず、一度に勢いよく注ぐことで余分な炭酸を抜き、雑味を閉じ込めることで苦みをおさえた飲みやすさを実現しています。こちらは小グラス。通称「金口グラス」と呼ばれ、飲み口には金色の装飾が施されています。グラスは薄めに仕上げられていて口当たりがやさしいのが特徴です。形状もストレートで持ちやすく、冷たいうちに美味しくビールが飲みきれるサイズということで、あえて小グラスで注文する常連さんも多いのだとか。

ビールによく合う自慢の料理の数々

ビールと一緒に味わいたいフードメニューも充実しています。こちらは「ビヤホールのソーセージ盛合せ」。盛り合わせにはヴァイスヴァルト、あらびきフランク、マスタード、ガーリック、チョリソーの5本が盛られています。北海道ポークを100%使用し、肉の旨味が感じられるジューシーな味わいで、ビールによく合います。

こちらは、銀座七丁目店の調理長に代々受け継がれているという唐揚げ。ビールに合うように少し濃いめの味付けになっていて、サクッとした衣が特徴。中はアツアツのジューシーでビールがついつい進んでしまいます。2個(748円)からオーダー可能です。

こちらは生ビールに合うおつまみをと考案された「ビヤホールの煮込み」。牛スジをとろとろに煮込んだ一品で、この味にたどり着くまでに何度も試行錯誤を重ねたそうです。セミドライトマトの酸味や長ネギがいいアクセントになっています。

ビールもおすすめをもう1種。こちらは無濾過の樽生ビール「白穂乃香」です。生きた酵母が醸し出す華やかな香りが特徴で、きめ細やかでクリーミーな泡が楽しめます。苦みが少ないので、女性にもおすすめのホワイトビールです。

レトロな雰囲気もご馳走の「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」。歴史の趣を感じられる空間でとっておきの一杯を味わい、至福の時を過ごしてみませんか?
                 
※メニューの内容や価格は変更になる場合があります。