下北沢にある「織部 下北沢店」は全国の若手陶芸作家さんの和食器を眺めながら、素敵な和食器でお食事やスイーツを楽しめるお店。特にゴールデンウイーク明けから夏にかけて、ダイナミックな陶器に盛られた「俺のかき氷」が大人気で、暑い日にはこのかき氷を求めて店の前に長蛇の列ができるほど。気になるお店の中を覗いてみましょう。

全国の若手陶芸作家さんの器が約2000点

下北沢駅東口から「下北沢南口商店街」沿いに歩いて茶沢通り沿いに向かうこと徒歩5分。通りを一本入った静かな場所に「織部 下北沢店」はあります。ここは、カフェも楽しめる器のお店です。

本店は美濃焼の産地である岐阜県多治見市にあり、美濃焼をはじめ、信楽焼・有田焼・波佐見焼などたくさんの陶器・磁器を取り扱っています。下北沢店では、それらに加え、全国の若手陶芸作家さんの器を約2000点ほどあり、季節ごとにディスプレイを変え、販売しています。

ギャラリー棚には、釉薬の中に結晶を混ぜ焼き上げて花のような模様が浮かび上がってくる亜鉛結晶釉の器で知られた三田和実さんや、カラフルでポップなガラス器を作る田子美紀さん、丁寧な細かい彫りの入った美しい鎬のうつわが特徴の山本雅則さんなど、人気の作家さんの作品がずらり。

月1〜2回のペースでイベントも行っています。6月は、15日から意外なモチーフを取り込むユーモアたっぷりの陶芸作品が特徴の城雅典さん、29日からは更紗文様をベースに唐子や動物たちを描いた華やかな上絵が魅力の斎藤知さんの展覧会を開催。

男勝りな器に盛られた濃厚な「俺のかき氷」

広々とした店内では、カフェスペースもあります。こちらでは、ギャラリーで扱っている作家さんの和食器を使ってお料理やスイーツなどのメニューを提供しています。「器に触れる機会として利用してほしい」との思いからテイクアウトはなく、いただけるのはイートインのみ。

メニューの中でも特に人気なのは、毎年GW明けからスタートする季節限定のかき氷。「ほうじ茶みるく」など全7種類のかき氷(600円〜)をラインナップ。中でも、下北沢の老舗「しもきた茶苑大山」から取り寄せた抹茶を使用した「俺のかき氷」(ほうじ茶付き1000円)は大人気で、夏場になると店前に行列ができるほど。

季節で変わる善哉も要チェック

季節限定のぜんざいも人気です。10月〜4月はあたたかいぜんざいを、それ以外の季節は冷たいバニラアイスのぜんざい「アイス善哉抹茶がけ」(600円)を提供。白玉とあんこ、バニラアイスにお好みで大山の抹茶をかけていただきます。こちらの器は、自然なフォルムと深みのある色合いが独特の平野日菜子さんの作品だそう。

リーズナブルなお食事メニューがいっぱい

お食事メニューも充実しています。太麺の懐かしい昭和の香り漂う「ナポリタン」(850円)をはじめ、シチューやカレー、ピラフ、ホットサンド、パンケーキなど喫茶店メニューが和食器がでいただけます。

陶芸漫画「へうげもの」などもあり、器をめぐる楽しいひと時を過ごせます。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。