下北沢の一角にある1980(昭和55)年創業の「トロワ・シャンブル」。こちらは地元民はもちろん、下北沢に足を運ぶ演劇や音楽好きの人々など多くのファンに愛され続けている老舗カフェ。ノスタルジックな雰囲気たっぷりの空間の中、本格的なコーヒーや定番のチーズケーキ、厚切りのシナモンバタートーストなどがいただけますよ。

下北沢駅から徒歩3分。非日常的な空間へ

下北沢駅の東口を出て、商店街沿いに三軒茶屋方面に歩くこと3分。右手側に「おいしいコーヒーをどうぞ…」という看板が見えてきたらこちらの建物の2階が「トロワ・シャンブル」です。

一歩お店に足を踏み入れると異空間が広がります。この店のマスターである松崎寛さんは、コーヒーのネルドリップに魅せられて神保町の喫茶店「カフェ トロワバグ」で3年修行を経て、のちに44年前に下北沢にお店をオープンしたそう。

スタッフの方がいるカウンター内には、ロイヤル コペンハーゲンの器がずらりと並び、昭和レトロな喫茶店の雰囲気たっぷり。大き目のカウンターのほかに、テーブル席や、ちょっとした個室空間もふたつあります。まるで時が止まったかのような空間で、何とも言えない居心地の良さを感じさせます。

深い苦みを感じるこだわりの1杯

ここにきたらぜひ味わいたいのがコーヒー。創業当時から一貫して「コクテール堂」に焙煎をお願いしており、熟成豆「オールドビーンズ」を使った苦みのある「ニレ・ブレンド」(600円)と通常の豆「グリーンビーンズ」を使った飲みやすい「カゼ・ブレンド」(600円)を提供しています。

これからの季節は、ミルクたっぷりのカフェオレのアイス「オ・レ・グラッセ」(650円)もおすすめです。カフェオレのお供はぜひ看板メニューのひとつであるチーズケーキを。創業してからまもなくして、スタッフの提案で始まったチーズケーキも変わらず人気で、いまは二代目となるケーキ職人さんが当時のままのレシピでケーキを作ってくれているそう。

創業当時から変わらず支払いはキャッシュオンリー。都会の喧騒から離れて、ほっと一息つきたいときにおすすめですよ。