2024年3月、熱海・親水公園から徒歩3分の場所に、「熱海おさかな食堂 炙り家」がオープン。こちらは、お刺身を七輪で炙っていただく、新感覚の「うお焼き」が楽しめるお店です。店舗一角には、海鮮に特化したテイクアウト専門のおにぎり屋さんも併設。ピクニック気分で海を見ながら食べたり、花火大会のお供におすすめです。

昼は海水浴、夜は花火でにぎわう海の近くに誕生

JR熱海駅からバスで約10分。夏になると多くの海水浴客でにぎわう「熱海サンビーチ」や、熱海海上花火大会の鑑賞スポットとして人気の「親水公園」の近く。「熱海おさかな食堂 炙り家」は、連日行列ができる人気店「熱海銀座おさかな食堂」の新業態として、2024年3月にオープンしました。

センス良くデザインされた和モダンな空間

店内は、スタイリッシュでモダンな空間。窓際には羽釜を囲うように、カウンター席が設けられています。

ふと見上げると、ほうきで掃いたような不思議な白い模樣が。これは、美しい日本庭園を持つ熱海の「起雲閣」の枯山水から着想を得たものだとか。おしゃれなだけでなく、他にはない魅力が散りばめられています。

また、店内の壁を彩るのは、海鮮天国・熱海らしい「魚」を型どったメニュー表。上部には、木に彫刻を施した欄間も飾られており、さり気なく“和の風格”がにじみ出ています。

“炙り”にこだわった「うお焼き」を体験

特徴的なのは、お店の看板メニュー。看板メニューは、これまでの熱海にはない「うお焼き」です。「うお焼き」とは、お刺身を七輪で炙る、焼肉スタイルの調理法のこと。1人一台、目の前に七輪が置かれ、自分で焼くことができます。

ランチで人気の「炙り家うお焼き定食」は、マグロのカルビがメイン。それに、鯵フライ、お刺身2種、ご飯、あおさの味噌汁がついた、ちょっぴり贅沢な定食メニューです。

メインのマグロは、中トロ・ほほ・目肉・脳天など、日替わりで異なる部位を提供。高級部位から入手困難な希少部位まで、一度で楽しめる、魚好きには見逃せない内容になっています。

マグロのカルビは、にんにく香る、旨辛しょうゆダレが決め手。そこに炭火の香りが加わり、食欲そそる仕上がりになります。

ハンドドリップでとる特製出汁でシメを満喫

さらなるお楽しみが、シメのお出汁。時間になると、定員さんが席までやって来て、目の前でコーヒーのようにお出汁をドリップしてくれます。引き立てのお出汁には、花ガツオや日高昆布のうまみがぎゅっと凝縮。残ったご飯にたっぷりかけて、お茶漬け感覚で楽しみましょう。

目の前で豪快にしらすを盛る、しらすどっさり丼

このほか、「熱海おさかな食堂」で不動の人気を誇る「釜揚げシラスどっさり丼ぶり」もラインナップ。「おいしくな〜れ、おいしくな〜れ!」のかけ声とともに、目の前で、どっさり豪快に盛り付けてくれます。

海を見ながら食べたい、海鮮どっさりおにぎり

さらに店舗脇には、テイクアウト専門の「釜炊き・海鮮おにぎり あたむすび」も併設。静岡県産のコシヒカリを羽釜で炊き上げ、駿河湾の粗塩で握った「海鮮おにぎり」を、常時11種類ほど楽しめます。

お店から親水公園までは、徒歩約3分。おにぎりをテイクアウトして、海を眺めながらいただけば、心がほぐれていくのを感じられるはず。

親水公園といえば、熱海海上花火大会を鑑賞できる格好のスポットでもあります。好きなおにぎりをお供に、花火を満喫してはいかがでしょうか?