歌手・女優の松田聖子が、HBOアジアのオリジナル・ホラーアンソロジーシリーズ『フォークロア』のシーズン2で、初監督を務めることが明らかになった。米Varietyが報じている。

 本作は、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ウエストワールド』を放送する米ケーブルテレビ局HBOのアジア部門、HBOアジア製作のオリジナルシリーズ。インドネシア、日本、シンガポール、マレーシア、タイ、韓国の伝承(=フォークロア)をもとに、文化/社会に根差した神話や伝承、特に超常現象やカルト信仰を、現代を舞台に描く。シーズン1では、エピソードの一つ「TATAMI」で、監督として齊藤工、主演として北村一輝が参加していた。

 シーズン2は、7エピソードで構成され、映画『家族のレシピ』などを手掛けたシンガポールの巨匠エリック・クーが、シーズン1に続いて製作総指揮を務める。監督は一新され、各話、舞台となるアジア各地の地元の監督がメガホンを取る。日本から松田聖子が参加するほか、タイから『呪いのキス ‐哀しき少女の恋‐』のシッティシリ・モンコルシリ、台湾から『楽園(原題:樂園)』のリャオ・シーハン、フィリピンから『牢獄処刑人』のエリック・マッティ、マレーシアから『モーテル・アカシア』のブラッドリー・リュウ、インドネシアからビリー・クリスチャン、シンガポールからはニコール・ミドリ・ウッドフォードが参加する。すでに実績のある監督から、新進気鋭の監督まで、女性2人を含め幅広く起用された。

 松田は、斎藤工とともにクーが監督を務めた『家族のレシピ』に出演した経緯がある。クーによると、松田聖子が監督を務めるエピソードでは、彼女が個人的に経験した事柄が描かれるそうだ。シーズン2は、2021年はじめから撮影を開始する予定だという。