「知将・上田利治24」待ち人来たる(前編)

「知将・上田利治24」待ち人来たる(前編)

 【気骨で生きる〜知将・上田利治24】(前編)

 山口高志は阪急入団が決まってすぐ母校の関大を訪ね、野球部の監督・達摩省一(だるま・せいいち)に上田利治の人となりを聞いた。達磨は村山実、上田と関大野球部で一緒にプレーした仲である。

 山口が面白い。

 「達摩さんから上田さんのことを聞いたら『もの静かな方や』『寡黙や』と。けれど(上田監督に)会ったら、全然、反対やないですか(爆笑)。せっかちで、めちゃめちゃ大きい声やし。どこが静かなんや。びっくりしましたよ」

 2016年4月半ば、達摩逝去の訃報を目にした。この年の3月に亡くなられたが、本人の意向により家族が公表を控えていたと新聞に書かれてあった。

 「関大(野球部の)推薦入学は僕が最後だったんです」。山口からそんな話を聞いた頃の訃報だった。

 上田が心配した山口の調整は本人の予言通りで、プロ初勝利までは数試合、手こずったものの、終わってみれば12勝1セーブ。前期優勝と近鉄とのプレーオフ制覇に貢献し、球団初の新人王にも輝いた。上田の期待に十分応えた。

 人間、生きていれば毎日が一喜一憂である。

 首を長くして待つロベルト・マルカーノがついにキャンプに間に合わない。懸案の二塁手。なぜ来ない…。


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