タピオカ騒動だっただけに“喉元過ぎれば……”というわけではあるまい。芸能界引退に離婚と泣きっ面に蜂だったユッキーナこと木下優樹菜(33)が、昨年末に人知れず新会社を立ち上げていた。さらに、地上波復帰を目論む様子も周囲から聞こえてきて……。

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 まずは「元ヤンキー」木下の神髄を見たあの騒動を振り返っておこう。

 発端となったのは2019年10月、木下の実姉が勤める東京都江戸川区のタピオカドリンク店と給与を巡るトラブルとなり、これが元でネットで炎上したことだった。

 木下はこの店のオーナーに対し、

「弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるからこれからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」

 などとツイッターのDMを送り付けていたことが暴露され、謝罪に追い込まれた。その後も騒動は沈静化することなく、同じ年の暮れには夫であるお笑い芸人の藤本敏史と離婚。サッカー元日本代表の乾貴士との不倫疑惑まで女性誌に報じられる始末だった。

 芸能記者が解説する。

「昨年夏に事務所との契約を解除された彼女は芸能界を引退します。さらに、このタピオカ店のオーナーから、精神的苦痛を受けたとして1千万円の損害賠償を求めて提訴されたことも明らかになりました」

 木下は金額が高すぎるとして真っ向対立、裁判は未だ継続中だ。そこへ降ってわいたのが、木下が代表の「新会社」である。

 事情に詳しい芸能関係者が囁く。

「昨年末、『株式会社木下組』という会社が都内に設立されています。なぜか、登記簿上の代表は藤本優樹菜、元夫の姓となっています。木下組とは、彼女のファンの総称で、この会社を足掛かりに芸能界に復帰するつもりではないかと言われていたのです」

「昨年の誕生日に…」

 この3月にはアパレルブランド「GALFY」のモデルとして活動していることも判明し、復帰の見方は強まるばかり。

 真相を尋ねるため、都内の自宅マンションに出向くと、買い物に出かける途中のユッキーナを発見。身体のラインが浮き出る上下黒色スウェットというヤンキーファッションに身を包んだ彼女に声をかけた。すると、

「芸能界には何の未練もないですよ」

 そう笑いながら、あっけらかんと語るのだ。

「ただ、いまはモデルの仕事はやらせてもらっています。『GALFY』以外にもタレント時代からお付き合いのある水着ブランドにも声をかけていただきましたし、お金が入ってくるので昨年の誕生日に会社を作りました。ファンの方は今も励ましてくれるので、いずれ会える機会があるといいなと思っています」

 テレビなどへの復帰はないとしながらも、どうやらモデル業にはヤル気マンマンのご様子。さらに元夫の姓を使っていることを問うと、

「(旧姓に)戻すのが面倒くさいんです。子どもたちも藤本姓ですし、育児に関しては彼に相談もしています。二人だけでご飯を食べることは絶対にないですけど」

 これが炎上騒動から学んだ処世術だろうか。終始、穏やかに取材に対応したユッキーナを見るにつけ、やっぱり復帰への思いが完全には断ち切れていないのでは、と邪推してしまうのである。

「週刊新潮」2021年4月15日号 掲載