誕生日よりも前に「婚姻届」も

 小室圭さん(29)と眞子さま(29)の結婚問題が急展開を見せている。16日昼、NHKが「小室さんが9月末には米国から帰国し、二人で記者会見を開く予定だ」と報じた。永田町周辺では9月に入ってから結婚報道が重なることに、にわかに動き始めた政局との関係性を指摘する声が上がっているという。

 眞子さまが30歳の誕生日を迎えられる10月23日よりも前に「婚姻届」を提出することを前提とした動きで、展開の速さに衝撃が走っている。

 小室さんをめぐっては、母親と元婚約者の間の金銭問題をはじめとする様々な問題が未解決なまま。小室さんからの説明も4月8日の文書公表以来途絶えており、結婚問題は膠着状態にあるとも思われていた。

 ところが9月1日、読売新聞が朝刊一面トップで「婚約や結婚の儀式は行わないで、年内に結婚されることが複数の関係者への取材で分かった」とスクープを放ち、一気に事態が動き出した。

政局との関係性を指摘する声

 小室さんがNY州の法律事務所へ就職することが内定し、就労ビザを取得できる目処がたったことから結婚が具体化したとみる向きもあるが、宮内庁の事情に詳しい永田町関係者はこう言う。

「もともと小室氏と眞子さまの結婚については、9月11日の秋篠宮妃紀子さまのお誕生日会見の後に何らかの進展が発表されると見られていました。それが突然9月1日に報じられたことで、永田町では政局との関係性を指摘する声があがりました」

 その報道の前日、8月31日といえば、菅首相の進退を賭けた自民党総裁選の動向と早期解散説を巡って政界が大揺れに揺れていたタイミングだ。新聞一面記事は軒並み政界の動きを報じていた。そこに唐突に挟まれたのが「年内結婚」のスクープ記事だった。

「菅首相が『二階俊博幹事長切り』を決断し権力の中枢に動揺が走っている間隙を縫って、小室さんと眞子さまの結婚問題を強行に前に進め既成事実化させようと考えた人がいたのではないかというのです」(先の関係者)

 今回のNHKスクープも同じように、17日に予定されている自民党総裁選告示日の直前というタイミング。岸田文雄前政調会長、河野太郎行政改革担当相、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行が参陣する総裁選に国民の注目が集まっており、新聞、地上波はどうしてもこの件とコロナの話題が中心にならざるをえない。

「年内結婚の既成事実化」

「もともと読売新聞一面トップの記事には官邸サイドからのリークを元にしたものがあると言われています。現在の官邸事務方トップである杉田和博内閣官房副長官(1966年警察庁入庁)は退任間近とも言われ、自分の在任中に小室さんと眞子さまの結婚問題にケリをつけるべく、なるべく国民の反対の声が上がりにくいタイミングを見計らってリークさせたという見立ては充分にあり得ます」(先の関係者)

 現在の宮内庁長官である西村泰彦氏は警察庁1979年入庁組で杉田副長官の後輩だ。眞子さまの結婚の意思は固く、翻意は難しいと判断して、婚約に当たる「納采の儀」などの公式行事を一切行わず、結婚後すぐにアメリカに移住することを条件に、宮内庁そして官邸として水面下でゴーサインを出した可能性は否定できないだろう。

 小室さん親子の問題は、女性宮家創設などをめぐる「安定的な皇位継承の在り方を議論する政府の有識者会議」での議論にも影響を与えている国民的関心事だ。せめて国民的反発の声が大きくならないタイミングで、と考えてのリークだと見れば、一連のスクープが出た時期は絶妙だといえる。

 皇族のご結婚は、本来であれば政治と距離をおいた国民的慶事であるべきだが、一連の「年内結婚の既成事実化」は永田町中枢における権力闘争と奇妙にリンクして見える。

 コロナ禍が収まらない中での「結婚強行」は果たして、天皇陛下の仰った「多くの人が納得し喜んでくれる状況」と言えるのか──。9月中に帰国するという小室さんが、記者会見でどのように発言するかが注目される。

デイリー新潮取材班

2021年9月18日 掲載