職員にきついご指摘をなされる紀子さま

 前代未聞の“駆け落ち婚”を成就させようとしている眞子さま(29)と小室圭さん(29)。その結果、秋篠宮家の威厳は失墜し、将来の皇位継承すら危ぶまれる事態となっている。

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 皇室制度に詳しい名古屋大学大学院の河西秀哉准教授はこう指摘する。

「今後、女性皇族が結婚後も宮家に残る制度が成立する可能性はあります。ただ、ご結婚の意思を貫かれた眞子さまの例を踏まえ、“ご本人の意思を尊重して”佳子さまが皇室を離脱される、つまりは宮家を継がない選択肢は残さざるを得ないように思います。かつての秋篠宮さまは“気楽な次男坊”として比較的自由に暮らされ、眞子さまや佳子さまもそうした雰囲気のなかで育ってこられました。しかし、悠仁さまがお生まれになり、秋篠宮さまが皇嗣となられたことで大きくお立場が変わった。その結果、秋篠宮ご夫妻は“自分たちのふるまいも変わらなければならない”とお考えになったのだと思います。ご姉妹はそのことに違和感をお持ちなのではないでしょうか」

 かつて秋篠宮家に仕えた関係者も河西氏と同じ意見だ。

「秋篠宮さまが皇嗣になられてからご両親のお子さまに対するご指導が厳しくなった印象を受けます。佳子さまはダンスに強い思い入れがおありなのですが、紀子さまのご反対に遭って通うことを断念されたダンス教室もありました。また、紀子さまは職員に対してきついご指摘をなさることもしばしば。相手の意見に耳を貸さずに“そうではなくてね”“それではあちらはどうなったんですか”と詰問されるようなこともある。秋篠宮家に仕える職員は転属や退職が絶えず、残った職員は出身省庁もバラバラで統括役を担う存在がいない。悠仁さまが高校進学を控える微妙な時期だけに不安を禁じ得ません」

悠仁さまが即位されたくないというご意思を表明された場合……

 秋篠宮家の問題を象徴する“駆け落ち婚”、“暴走婚”を巡っては、小室さんの緊急帰国も取り沙汰される。

「儀式を執り行うおつもりはないようですが、眞子さまとしては天皇皇后両陛下ならびに上皇・上皇后陛下への私的なご挨拶はなさるようです。その上で入籍を済ませ、10月に緊急帰国する予定の小室さんと一緒に飛行機で渡米することを望まれています。皇籍離脱後に小室さんと新戸籍を作り、パスポートを新規発給するまでの期間は、都内のマンションで仮住まいされるご予定ですが、厳戒態勢が避けられません。その際、隣に“夫”がいてくれれば心細くないとお考えなのです」(前出・記者)

 一方、麗澤大学の八木秀次教授は危機感を募らせる。

「眞子さまのご結婚は、佳子さまのみならず、将来の皇位継承にも悪影響を及ぼす恐れがあります。眞子さまにご結婚の自由を認めた以上、悠仁さまの即位についても自由意思を認める事態になりかねないからです。上皇陛下が生前退位された際には、そのお考えを尊重して一代限りの特例法が作られました。また、秋篠宮さまは“兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです”と即位に関するご自身の意見を述べられたとされます。となれば、悠仁さまが即位されたくないというご意思を表明された場合、それを認めないわけにはいかなくなります。英王室では、エドワード8世が離婚歴のある米国人女性と結婚するため退位した“王冠をかけた恋”が有名ですが、それと同じことが日本の皇室で起きないとは言い切れません」

 皇族の身分を捨てて新天地に旅立とうとするプリンセスの一途な愛によって、秋篠宮家、ひいては皇室が危機を迎えようとしている。

「週刊新潮」2021年9月23日号 掲載