〈ゲンナジー・ゴロフキンと村田諒太が12月28日に東京で対戦〉

 コロナのせいで19年12月以来リングに立てていないWBA世界ミドル級スーパー王者、村田諒太(35)に待望のニュースが舞い降りた。

 冒頭は、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の記事の見出しだ。本文では“日本史上最高の試合になる”とある。

 スポーツライター曰く、

「正式発表がないので国内メディアは書けないのですが、記事は事実です」

 カザフスタン出身のゴロフキン(39)は、団体や階級を超えた格付“パウンド・フォー・パウンド(PFP)”で1位になったこともある、世界的に有名なボクサー。41勝1敗1分という驚異の戦績で、現在はIBF世界王者に君臨する。ちなみに唯一の敗戦は、現PFP1位のカネロことサウル・アルバレス(30)に喫したものだ。

「その大一番を前に、8月、村田はWBA3位の選手と防衛戦を行います。同じ日にゴロフキンも防衛戦をやり、対戦ムードを煽るのだそうです」

 大一番の日付は“12月31日”との報道もある。いずれにせよ年の瀬だ。会場は、

「東京ドームが有力。ボクシングを開催するのは1990年のマイク・タイソン戦以来です」

 ただ、気がかりもある。

「実は、コロナ以降、村田の試合は5回も中止もしくは延期されているんです」

 相手と会場を決めていざ発表、と思ったら緊急事態宣言でご破算――この繰り返しなのだという。

「他の競技も中止が相次いでいますが、ボクシングは減量など準備が長期間になる。村田もその都度コンディションを整えているわけで、身体的にも精神的にも相当な負担になっています」

 6度目の正直なるか。

「週刊新潮」2021年6月17日号 掲載