五輪銀メダリストと人気スケーターの熱愛。本来なら歓迎されるべき話題である。先日、ようやく交際の事実を公表したフィギュアスケーター・宇野昌磨(24)と本田真凛(21)。

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 宇野が所属事務所のHPで、本田との「良いお付き合い」を公表したのは9月18日のこと。その直前に「文春オンライン」が二人のデート写真を報道したのを受けてのものだった。

 もともと二人の交際は今年元日、サンスポが1面トップで報じていたが、なぜか今になって“冷たい”視線で見られているという。

「初報当時、宇野の事務所とメディアの間でひと悶着あったからですよ」

 とはさる運動部のデスク。

「二人の交際は3年前からでフィギュア界では公然の秘密でしたが、どこも記事にしなかった。事務所の機嫌を損ねて取材ができなくなると困りますからね」

事務所がへそを曲げてしまい…

 サンスポでも報じたのはフィギュア担当ではなく、“部外者”の芸能班だったというが、

「報道が出たらやっぱり事務所がへそを曲げた。北京五輪のひと月前だったということもあり、サンスポ以外の社でさえ、アポが入っていた取材がキャンセルになるという“とばっちり”を受けたほど。だから各社ともそれ以上の後追い報道は控えたんですが……」

 8カ月後、今度は一転、自ら交際を発表。一体あの気遣いは何だったんだ、と鼻白む声が上がったのも当然なのである。

「フィギュアスケートは、スポーツを超えたキラーコンテンツですからね」

 と嘆息するのは、さるスポーツライター。

「羽生結弦について、実母の意向で、家族のことに関しては報じないという不文律があったのは有名です。スポーツ紙は通常、女性読者が手に取ることは稀ですが、フィギュアになると話は別。普段は得られない読者層獲得を狙い、各社とも円滑にフィギュア選手の取材ができるよう、事務所に気を使うんです」

意識もまるでタレント

 しかし、スポーツ選手がこうまで「惚れた腫れた」の報道にピリピリするのもおかしな話だが、

「フィギュアスケーターは子どもの頃から英才教育を受け、芸能人のように育てられていますからね」

 と語るのは、スポーツ評論家の玉木正之氏。

「事務所も含め、意識もタレント然としているのかもしれません。本来、選手とマスコミは緊張感を持って接するべきですが……」

 本件について宇野の事務所に尋ねたが回答はなかった。

「週刊新潮」2022年10月6日号 掲載