「数字にこだわりはない」川崎復帰の大久保が大いにこだわっている数字

「数字にこだわりはない」川崎復帰の大久保が大いにこだわっている数字

 サッカーのJ1川崎が11日、市内の川崎大師で必勝祈願を行った。昨季のJ1覇者は、12日から宮崎県内での1次合宿を開始している。

 悲願のリーグ初Vとなった昨季を終え、今季の目標は2連覇を含めた複数タイトルの獲得。そのため、12日にも発表された元日本代表FW斎藤学を横浜Mから獲得するなど、積極的な戦力補強を行っている。その中でも大きな注目を集めたのが、2年ぶりの川崎復帰となるFW大久保嘉人だ。

 再び“多摩川”をわたった大久保への声援は、暖かいものだった。川崎大師での必勝祈願、集合写真撮影を終えた大久保は、あるサポーターから拡声器を手渡された。少し照れながらサポーターの前に立った大久保は「本当にここに立っていることをうれしく思っています。また『川崎の嘉人』として応援をお願いします」とあいさつ。境内には大きな拍手が響いていた。

 安どした部分もあっただろうが、その目には新しい炎が宿っていた。15年オフ、大久保は4年間で3度得点王に輝いた川崎を離れる決断をした。それは「新しいことに挑戦したい」という思いと共に、自らの力を証明するための移籍という側面もあった。だが、新天地だったFC東京は、自らの能力を存分に発揮できる環境ではなかった。堅守をベースにする戦術と、守備練習の回数が多いFC東京の現状は、移籍前に思い描いていたものではなく、連動しながら流動的な攻撃への渇望を提言しても、なかなか現実はついてこなかった。

 普段から「あんまり数字にこだわりはない」と語る大久保だが、大いにこだわっている数字がある。「200点までいきたい。そこまでいけば、誰にも超えられないと思うから」。200という数字は自身が最多記録を持つ、J1の通算得点数。179得点の大久保にとってはあと21得点。「FC東京で優勝したい」という思いを持って、多摩川を渡ったのも事実だが、ストライカーとしての挑戦心が大久保を移籍へと突き動かした。

 無論、非難は覚悟の上だった。さらに、昨季J1王者の川崎は、得点王・MVPに輝いたFW小林を筆頭に、ポジション争いも前回在籍時とは違う厳しさもある。それでも、移籍を決意した後に話を聞いた際には「川崎に骨をうずめるつもりでやりたい」と決意を固めていた。今季中に36歳となる大久保だが、まだまだ枯れるには早い。決意のシーズンに期待したい。(デイリースポーツ・松落大樹)

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