「西武1−4オリックス」(17日、メットライフドーム)

 小林幸子扮(ふん)する“媽祖(まそ)さま”がオリックスの悪運も退散させてくれた。この日、敵地メットライフドームは『台湾デー』。最も躍動したのが台湾出身の張奕投手だった。

 抜群の制球力でMAX149キロの直球を中心にナックルカーブ、フォークなどを低めに集め西武打線を圧倒。唯一のピンチだった四回1死一、二塁はスパンジェンバーグ、木村を連続三振で切り抜けた。6回3安打無失点、自己最多の8奪三振の好投で2カ月ぶりの2勝目を挙げた。

 「ホッとしました。チームに迷惑を掛けていたので、テンポ良く投げることを意識して一人一人集中して臨みました」

 前回3日・楽天戦では初回にロメロへの頭部死球で危険球退場。チームやリリーフ陣に迷惑を掛けた分、この一戦に掛ける思いは強かった。右腕の奮闘と媽祖神のお陰?でチームの4連敗を止め、3年ぶりとなる西武戦のカード勝ち越しが決まった。