「巨人3−2広島」(28日、東京ドーム)

 広島の栗林良吏投手が、丸にサヨナラ弾を浴び、2敗目を喫した。

 2−2で迎えた延長十回1死だった。カウント2−0から低めの変化球を完璧に捉えられ。右翼席に運ばれた。「コースに投げられなかった」と反省。「本当だったら、有利なカウントがベストだと思う。自分の実力不足かなと思います」と下を向いた。

 それでも、今季はここまでリーグ2位の20セーブをマークし、鉄壁のリリーフ陣を支えてきた。手痛い一発を浴びたが、右腕なら、やり返してくれるに違いない。