【5月12日】

 −才木は相手の勢いを持ち込ませなかった。

 「六回くらいから余計ようなってきたよな。ストレートもなあ、風で高めがちょっと伸びてるというかな、それを言うとったから。六回くらいから安心して(見ていられた)。逆にな」

 −無失点の間はいかせるつもりだった?

 「そらもう。向こう、大貫もええピッチングしとったからな」

 −最後まで投げ切ってくれたのは大きい。

 「そら大きいよ。今日はもう(リリーフは)ゲラしかな、(才木は)いっても八回いって、1回ゲラしかなかったからな。球数的にもちょうどな、バテというか、それはないから」

 −今年は安定したピッチングでローテの中心となっている。

 「一番イニングも投げとるしな、防御率も悪くないしな。負けた後、結構、才木で勝ってるよ」

 −井上は出ればしっかり結果を出す。

 「そうや。結局ヒット2本やんか。あの回(三回)だけやで」

 −打順はまず3番を埋めた感じか。

 「いやいや近本な、昨日打点も多かったしな。後はええよ、才木に聞き。俺はええよ」