西加奈子の『i(アイ)』が文庫化!「数日間は余韻に浸ってしまいそう」「抱きしめられたような読後感」という声も!

西加奈子の『i(アイ)』が文庫化!「数日間は余韻に浸ってしまいそう」「抱きしめられたような読後感」という声も!

 直木賞作家・西加奈子による傑作長編『i(アイ)』が、2019年11月6日(水)に文庫化された。苦悩を抱えながら現代社会を生き抜く女性の物語に、「待望の文庫化! すごく心に響いてくる小説だった」「数日間は余韻に浸ってしまいそう」と反響が上がっている。

 同作の主人公・ワイルド曽田アイはシリアで生まれ、アメリカ人の父と日本人の母のもとに養子としてやってきた経歴をもつ女性。アイは世界中で内戦やテロ、地震などの悲惨な出来事が起こる中、自分が恵まれた生活を送っていることに罪悪感をおぼえてしまう。やがてアイは人生に思い悩みながらも親友のミナや愛する人との出会いを通して、アイデンティティを確立していく―。

 作中には9・11を始めとした実際の事件が登場し、その被害者に対してアイが祈りを捧げる様子が描かれている。同作の刊行記念インタビューで、作者は独特の“罪悪感”について告白。小学生の頃に住んでいたエジプトで、靴を履いていない子どもと遊びながら自分だけ良い服を着ていることに恥ずかしさを感じたというエピソードを語っていた。

 タイトルの「i(アイ)」は誰かを想う“愛”であり、I(自分)でもある。社会における自分の居場所を探究していく主人公の描写は、多くの読者から共感を集めている様子。ネット上では「半分ほど一気に読んだけど、涙が止まらない。今の自分に必要な物語でした」「痛みも苦しみもその人だけのもので、誰にも奪えないってことを真摯に書き上げようとしてくれている」「残酷な世界に対峙する愛と祝福の物語。『生まれてくれてありがとう』と抱きしめられたような読後感だった」といった感想が相次いでいる。

 文庫版の巻末では、『火花』で芥川賞作家となったお笑い芸人・又吉直樹と西による対談も収録。又吉は帯文に「残酷な現実に対抗する力を、この優しくて強靭な物語が、与えてくれました」というコメントも寄稿し、同書を絶賛していた。

 繊細な想像力によって現代社会の残酷さと正面から向き合った長編小説。文庫刊行からすでに4刷が決まり累計24万部を突破した“愛”の物語を、ぜひ手に取ってみてほしい。

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