ヤフーとLINE、どちらが高い?国内IT企業の平均年収ランキング2019【トップ50社】

ヤフーとLINE、どちらが高い?国内IT企業の平均年収ランキング2019【トップ50社】

ヤフーとLINEが経営統合を正式に発表した。IT業界が激変期を迎える中、「国内IT企業の平均年収ランキング」を作成した。ヤフー、LINEは40位以内。楽天は年収が720万円で、ディー・エヌ・エーは767万円だった。


ヤフーとLINE、どちらが高い?国内IT企業の平均年収ランキング2019【トップ100社・完全版】


対GAFAで再編含みの激変期突入!
ZOZO買収のヤフーがLINEと統合

 ヤフーを傘下に持つZホールディングス(HD)とLINEは11月18日、経営統合する計画を正式に発表した。米国の巨大IT(情報技術)企業であるGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)に対抗して、国内での生き残りを図る狙いがある。

 ZHDとLINEは2020年10月までに経営統合する。ZHD(当時はヤフー。ヤフーは10月1日に持ち株会社制に移行し、社名をZHDに変えた)は9月に、衣料品インターネット通販「ZOZOTOWN」を運営するZOZO買収を発表したばかりだった。

 ZHDとLINEの経営統合が表面化した直後の11月14日、競合する楽天の株価が一時、大幅安となった。ZHDの19年3月期の連結売上高は9547億円で、LINEは2071億円(18年12月期)。2社を合算すると1兆1618億円で、楽天(18年12月期で1兆1014億円)を超える規模になる。

 これから国内のIT業界は、さらなる再編も視野に入れた激変期を迎えそうだ。

 そこで今回は、上場している情報・通信業種(ただし放送局、映画関連企業は除く)を対象に「国内IT企業の平均年収ランキング」を作成した。決算期は18年4月期〜19年3月期。

 なお、業種は異なるが、一般的に有力IT企業とされる楽天、ディー・エヌ・エー、サイバーエージェント、クックパッド、カカクコム、ミクシィ、ぐるなび(以上はサービス業)と、ZOZO(小売業)も対象に加えている。また、単体の従業員数が100人未満の企業は除外した。

 それでは早速、確認していこう。

 1位は、ソフトバンクグループで1253万円。2位は、野村総合研究所で1221万円だった。

 3位は、ワープロソフト「一太郎」で知られるジャストシステムで970万円。同社はタブレット端末を使った小中学生向けの通信教育「スマイルゼミ」が好調で、会員数を伸ばしている。

ヤフーとLINEの年収を比較
サイバーエージェントやミクシィは?

 経営統合するヤフー(現ZHD)とLINEの平均年収を見てみよう。

 ヤフーは765万円で29位。LINEは716万円で40位だった。ちなみに楽天の年収は、両社の間に挟まれた水準で720万円。順位は38位だった。

 50位以内で目に付く有力IT企業を挙げてみよう。スマホゲーム大手のグリーは810万円で19位。「ニコニコ動画」を運営するドワンゴを傘下に持つKADOKAWAは、791万円で22位だった。

 料理レシピ専門サイトのクックパッドは772万円で26位。スマートフォンゲームが主力で、傘下にプロ野球球団を抱えるディー・エヌ・エーは767万円で28位。インターネット広告代理業を柱にし、インターネットテレビ「アベマTV」事業を育成中のサイバーエージェントは709万円で、44位だった。

 50位以下も紹介していこう。グルメサイトの「食べログ」と価格比較サイト「価格.com」を運営するカカクコムは、685万円で56位。

 スマホゲーム「モンスターストライク(モンスト)」が事業を支えるミクシィは、670万円で61位。SNS(会員制交流サイト)型ニュースの「NewsPicks」を運営するユーザベースは669万円で63位だった。

 スマホゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」のガンホー・オンライン・エンターテイメントは629万円で85位だった。

ZOZOの平均年収は516万円
メルカリは502万円

 最後に100位以下の有力IT企業も確認していこう。

 位置情報を活用したゲーム「ドラゴンクエストウォーク(ドラクエウォーク)」をスクウェア・エニックス・ホールディングスと開発して話題になったコロプラは、583万円で123位。

 グルメサイト運営のぐるなびは561万円で154位。同社は18年7月に楽天と資本業務提携した。主力の飲食店販促サービス事業が苦戦しており、今年6月には楽天創業メンバーの一人である杉原章郎氏が社長に就いている。

 ZHDに買収されるZOZOは516万円で196位だった。

 フリマアプリ大手のメルカリは502万円で210位だった。スマホ決済「メルペイ」の新規利用者獲得に向けたキャンペーン費用がかさんでおり、19年7〜9月期の連結純損益は71億円の赤字だった。

(ダイヤモンド編集部 清水理裕)


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