銀行員はお金の貯まらない人には共通する特徴があるという。いまの時期だと、お金を貯めるのがヘタな人は、宝くじや福袋を大量買いする傾向にあるようだ。お金の貯まらない人の特徴には、そのほかどのようなものがあるのだろうか?

■貧乏な人が買いがちな意外なもの

貧乏になる人は意外と大きな支出には敏感だ。しかし、小さな支出、言い換えればプチ浪費には非常に鈍感なケースが多い。貧乏な人がつい買いがちな意外なものにはどのようなものがあるのだろうか?

●宝くじ

一攫千金の夢がある宝くじだが、その当選確率は非常に低い。

たとえば2021年年末ジャンボ宝くじの当選確率は次の通り。

1等 22本 0.000005%
1等前後賞 44本 0.00001%
1等の組違い賞 4,378本 0.000995%
2等 88本 0.00002%
3等 880本 0.0002%
4等 4万4,000本 0.01%
5等 132万本 0.3%
6等 440万本 1%
7等 4,400万本 10%
※7等は連番10本につき1本入っている

以上の数字を見ると、宝くじへの支出は明らかに失うもののほうが多い支出だと分かる。

そのような支出をお金持ちは「浪費」と考える。支出額が小さければ「プチ浪費」だ。

たとえば、10本連番で宝くじを買って、7等300円が当たった場合、失う金額は1回あたり2,700円。これはプチ浪費だ。

しかし、年4回それを繰り返せば1万800円と少し大きな浪費になる。10年単位で見れば10万8,000円もの浪費だ。

しかし、宝くじをよく買う人にはその考えがない人が多いようだ。

●福袋

福袋の購入が多い人も貧乏になりがちだ。

衣類などの福袋は、使い道に困るものが一つは含まれているケースが多い。

また、食品の福袋には消費期限が近いものが意外と多いので食品ロスが生じがちだ。

そのようなものにかけたお金はプチ浪費となる。

■なぜかお金が貯まらない「隠れ貧乏」の特徴

「特に贅沢していないのになぜかお金が貯まらない」と嘆く、隠れ貧乏の人は意外に多いようだ。隠れ貧乏になりやすい人にありがちな特徴には、どのようなものがあるのだろうか?

●先取り貯蓄を行っていない

なぜかお金が貯まらないと嘆く人に「先取り貯蓄しているか」と尋ねると、たいてい「それって何?」と聞かれる。そもそも先取り貯蓄という概念がないようだ。

先取り貯蓄とは、給与などの収入が入った直後に一定の金額を取り分けて貯蓄に回すことだ。それを説明すると「余ったら貯蓄に回すではダメ?」といった質問が飛んでくる。

しかし、目の前にまとまったお金があれば、すべて使い切ってしまう人の方が多いだろう。

だからこそ、お金を貯めるには強制的に先取り貯蓄を行うのが鉄則だ。

●見栄っぱりである

見栄っ張りな人は競争心や高級志向が強すぎて隠れ貧乏になりやすい人だ。

「義務教育から子どもを私立の学校に通わせる」「子どもの習い事や塾にお金をかけすぎる」「多額の住宅ローンを組んで一等地に家を建てる」「SNS映えを狙った支出が多い」「交際費に多額のお金をかける」、このような人は見栄から小さな贅沢を重ねる傾向がある。

文/編集・dメニューマネー編集部