お金持ちの部屋には、共通する部分が多くある。たとえば、部屋には無駄なものを置かず、スッキリしているなどが挙げられる。また、部屋の掃除をあまりしない人のところには、お金は寄ってこない傾向があり、掃除嫌いな人の世帯年収は、掃除好きの人と比べ83万円低いという調査結果もある(ダスキン <4665> 調べ)。掃除嫌いな人はどんな習慣を直して、お金持ちへ近づけばいいのだろうか?

■掃除嫌いは「お金が貯まらない」よくない習慣

前述のように、掃除嫌いな人の世帯年収は、掃除好きの人と比べ83万円低い──。そんなデータがある。また、世帯貯蓄額にも55万円の差があるようだ。どうして掃除嫌いだと、お金の面でこんなに差がついてしまうのか?

●感覚的にモノを選んでいる

日用品などを購入する際、掃除が得意な人は客観的な基準──「長く使えるもの」「品質の良いもの」──を重視するのに対し、掃除が苦手な人が重視するのは感覚的なポイント──たとえば「安心できるもの」──だという。

安心して使えるかどうかは確かに大切だが、感覚だけでなく品質や機能性もチェックしたいところ。

「こっちを選んでおけば何となく安心できそう」というような、感覚でお金を使うのではなく、しっかりとした根拠のもとでお金を使うようにしたい。

●時間があっても身の回りの整理整頓をしない

貯金と掃除は、現状を正確に把握し、買うべきものとそうでない物を見極めなくてはならないという点でよく似ている。

コロナ禍で在宅時間が増え、身の回りの整理をする絶好のチャンスなのに、掃除嫌いの人はコロナ禍以降もそれまでと変わらず、自宅にモノがあふれた状態のままで暮らしている人が多いようだ。

■富裕層の部屋に共通すること!

お金持ちの行動や好みには共通点があると言われるが、「部屋」にも共通する特徴がある。長い時間を過ごす自分の部屋、お金持ちのマネをすれば、もしかしたら金運を呼び込めるかもしれない。どのような共通点があるのだろうか?

●悪い気がたまりやすいトイレはきれいに保つ

お金持ちはトイレをきれいに保っている人も多い。風水ではトイレと金運は密接な関係が あり、トイレには悪い気がたまりやすい。きれいに保てば運気アップが期待できる。

トイレをきれいに保つ上で注目したいのはマット。水分やにおいを吸収して運気を下げる原因になるからで、定期的に取り替えている。中には、そもそも置かない人もいるという。掃除の手間も省けていいのだろう。

また、トイレのふたもすぐ閉める。ふたが開いていると、衛生的によくないことはもちろん、悪い気がトイレから出て家の運気も下がってしまうからだ。

●観葉植物を置いてストレスを和らげる

ストレスを和らげる効果があるとされる観葉植物が置かれていることも、お金持ちの部屋の共通点だ。疲れた心をリフレッシュさせてモチベーションを上げるために部屋に置くお金持ちも多い。

観葉植物は、風水的にも良い効果があると言われている。すべての植物が金運アップにつながるわけではないが、パキラ、ガジュマルなどは金運を呼び込む植物として知られている。

文/編集・dメニューマネー編集部