人と犬の食器類、食器洗いスポンジ、フキンなどを共用するのはNGです。正しい食器の管理方法をいぬのきもち相談室の獣医師が解説します。アルカリ性の犬の唾液。犬用食器洗いには酸性の液体が効果あり!

人獣共通感染症を防いで!食器やスポンジのペットとの共用はNG


もし、人と犬の食器を洗うスポンジやフキンを共用していたとしたら、人獣共通感染症にかかる恐れがあるので、すぐに犬専用のものを用意してください。

犬の唾液はアルカリ性で、犬が虫歯になりにくいものの、歯垢が溜まりやすく、細菌も繁殖しやすいです。さらに、人間にとって害のある病原菌が含まれている場合もあります。

人と犬が同じ食器や同じ食器用スポンジを使うことで細菌の温床となり、免疫力の低い乳児や高齢者のいる家庭では、菌による日和見感染をする危険が高いです。

ヌメリのある「アルカリ性の犬の唾液」にはクエン酸が効果的

犬の飲み水用の食器は、毎日洗っていてもヌルッとしやすくなりませんか?アルカリ性である犬の唾液や汚れを落とすには、酸性の液体を使用するとよいでしょう。

家にある手頃な酸性の液体といえばお酢ですが、臭いがきつくて嫌がる犬も多いです。そこで、ぬるぬるしてしまった犬の食器をクエン酸ですすぐと、簡単にヌメリを落とすことができるのでおすすめです!

人間用の食器用洗剤を使用しても問題はありませんが、アルカリ性の唾液を中性洗剤で落とすには、何回も洗ってよくすすぐ必要があります。

犬が食事を食べ終えた後に、食器を舐めることで唾液が付いて食器に細菌が広がっていくため、できるだけ早く洗って乾かすことで、気になるヌメリを防ぐことができます。

犬の食器は、毎食後すぐに洗って定期的に除菌をすること


基本的に犬の食器は、毎食後すぐに中性洗剤を使用して洗い、ヌメリがある場合はクエン酸ですすぐとよいでしょう。その後しっかり乾かします。

また、犬の食器の定期的な除菌も行いましょう。塩素系の台所用漂白剤を薄めた液につけ置きするか(※濃度は漂白剤の表記に従うこと)、キッチン用の除菌アルコールスプレーを吹きかけて、ティッシュペーパーで拭き取ることで除菌ができます。

食事と水を安心して与えられるように正しい管理を心がけましょう!

監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください