「24時間テレビ」雪山登山の土屋太鳳 なぜ“頑張り屋キャラ”を貫くのか?

「24時間テレビ」雪山登山の土屋太鳳 なぜ“頑張り屋キャラ”を貫くのか?

 毎年恒例の日本テレビ系「24時間テレビ 愛は地球を救う」が、24、25日にわたって放送される。今年の目玉企画は、女優の土屋太鳳(24)がスイスとイタリアの国境にあるヴァリス山群の中のブライトホルン(標高4164m)に挑む登山だ。山々は万年、雪と氷河で覆われていて、土屋は標高4000mを超える雪山への登山は今回が初めてというばかりでなく、本格的な登山の経験さえないという。



 案の定、土屋の挑戦が発表されるとSNS上では「山をバカにしない方がいい」「絶対に無理しないで」「やめておいたほうがいい」など、懸念や批判の声もあがっている。土屋は朝ドラでヒロインを務めた、第一線で活躍する女優だ。今さら話題作りをする必要もなく、危険が伴う雪山にわざわざ登って何のメリットがあるのか疑問だ。

「土屋といえば、真面目で熱い頑張り屋。例えば、2016年8月に行われたロッテ対楽天戦の始球式でのこと。彼女の投げたボールはホームベース手前でワンバウンドしてしまい、その後の囲み会見で涙を流し、『精神力の強さが足りなかった』と反省するほど。また、同年放送の『オールスター感謝祭』では人気企画の『赤坂5丁目ミニマラソン』に出場。ゴール後は酸欠で倒れ込むほどの激走を見せ総合8位、女性では1位でゴール。その後も、息も絶え絶えに必死で番宣をしていました。この前も、自身がイメージキャラクターを務める商品のCMに出演する際、全国15地域の方言による『ありがとう』を猛特訓し、PRイベントでは『完成度は未熟』とストイックな姿勢を見せています。そこで今回の登山ですが、自身のキャラをさらに“頑張り屋”という方向に寄せようとしているのではないでは。チャリティー番組という名分も大きいですし」(テレビ情報誌の編集者)

 もちろん、今回の起用に関しても本業以外の仕事も全力で取り組む姿勢に好感を持っている人は多く、芸能人からもそんな土屋の性格に称賛の声が送られている。

 ナインティナインの岡村隆史はオールスター感謝祭で激走する土屋を見て、「伝説やで。一発でファンになったもん」と絶賛。「土屋太鳳さんが走るっていうだけですごい値打ちあるわけよ」とマラソンに参加した心意気を褒めていた(「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」2016年10月14日放送)。南海キャンディーズの山里亮太は映画「トリガール」の宣伝のため、土屋が鳥の着ぐるみ姿でワイヤーにつられ、高く舞い上がっている姿を見て、「頑張り屋さん」「これを断っている奴もいるであろう」と讃えていた(「たまむすび」2017年9月5日放送)。

■途中リタイアなら「ゴチ炎上」以上の批判が来る

 同業者の心もつかんでしまう土屋。だが、「最近起きた炎上騒動が気になります」と言うのは前出の編集者だ。

「6月に放送された、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)内の『ゴチになります!』で最下位となり、全員分の食費を払うことになったのですが、『お金ない……』と泣き出してしまったんです。これにSNS上では、『泣くくらいなら出るな』『空気が凍る』と批判が殺到。その後、土屋は自身のインスタで『用意したお金に足りないということは徹底的に負けたバトルということ。引き続き勉強したいと思います』と身を律するように綴っていましたが、いくらストイックでもバラエティ番組での炎上は、好感度が重要な女優として本末転倒でしょう。今回の雪山登山に挑戦することで頑張り屋としてより広くお茶の間に認知されるでしょう。しかし、そんなイメージばかり先行すると、女優として役の幅が狭まってしまい、自らの首を絞めることになりかねないと思います」

 TVウォッチャーの中村裕一氏は、そんな土屋の動向をこう分析する。

「おそらく今回の登山は、同じく日テレの『世界の果てまでイッテQ!』のイモトアヤコ同様、万全のサポート体制のもとでチャレンジすると思いますが、なにより人命第一なので、途中リタイアの可能性も十分考えられます。それゆえにもし断念した場合、反動で『なぜ挑戦したのか?』という反応が起こるリスクは高いでしょう。しかしながら、批判的な意見が出るのもそれだけ彼女に注目し期待を込めているからこそ。むしろ同年代の女優の中で、これだけ幅広いジャンルで活躍する存在は他にいません。努力家で物事に真摯に向かい合う性格の彼女ですから、成功しても失敗しても、女優としての表現力や今後のキャリアにプラスになることは間違いないでしょう。賛否が分かれる企画にあえて立ち向かう彼女の決断を尊重し、無事、登頂が成功するよう心から応援したいですね」

 一方、健気に頑張る女性という役柄はハマる土屋。賛否はあると思うが、女優以外の仕事もひたすら頑張り続けることで、独自のポジションを築くことができるかもしれない。(丸山ひろし)


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