【即位の礼】海外メディアの関心は雅子さまの“再デビュー”

【即位の礼】海外メディアの関心は雅子さまの“再デビュー”

 国内外の注目が集まる即位の礼。海外メディアはどう報じるのだろうか。

「関心は雅子さまに集中という感じです」

 と語るのは、20年以上にわたりヨーロッパの王室を取材するジャーナリストの多賀幹子さん。



「イギリスでは『雅子さまはスパーブ(superb)』と報じられたことも。非常に優秀という最上級のほめ言葉ですね。雅子さまは体調を崩されたが、不死鳥のようによみがえられたと海外メディアは注目している。再デビューに期待していますね」

 米国でも、ニューヨーク・タイムズがトランプ大統領夫妻の来日後、「雅子さまはスター」と報じた。来日したドイツの公共放送ARDドイツテレビのリポーター、カタリーナ・チュルチェンターラーさんはこう言う。

「雅子皇后はハーバード大学を卒業し、外務省で働いて、オックスフォード大学に留学され、皇室に入った。環境が変わった心労や、お世継ぎを期待された重圧もあったのでは。西洋から見ると、なぜ女性は天皇になれないのかと、自然に疑問が湧いてきます」

「即位礼正殿の儀」には、ドイツからシュタインマイヤー大統領が参列する予定。

「ドイツにはかつて王室があった。でも、国民は誰か一人を国王として崇拝するのをやめ、アイデンティティーの確立に違う方法を選んだ。日本の国民は天皇をどう思っているのか。変化はあるのか、関心があります」(カタリーナさん)

 英国の参列者はチャールズ皇太子。

「チャールズ皇太子は次の国王だから格が釣り合う。でも、過去に来日していますから私としては、ウィリアム王子とキャサリン妃に来ていただきたかったというのが本音です」(多賀さん)

 オランダからはウィレム・アレキサンダー国王とマキシマ王妃が来日予定。雅子さまとオランダ王室とは親しい間柄だ。

「雅子さまが体調を崩されていた2006年、オランダの王室の招きで、天皇ご一家は2週間滞在。13年のオランダ国王の即位式のとき、雅子さまは出席を迷っていたようですが、マキシマ王妃が電話をかけて背中を押した。それで雅子さまの11年ぶりの海外公式訪問が実現したのです。そんないきさつもあり、仲がよろしいんですよ」(同)

 雅子さまだけでなく、日本では女性天皇が認められていないという点で、愛子さまへの関心も高い。

「スペインでは長女のレオノール王女(13)が、オランダでは長女のカタリナ・アマリア王女(15)、ベルギーでは長女のエリザベート王女(17)が将来の女王に決まっています。ヨーロッパでは女王の時代が来る。女性のお世継ぎの宣言は、その国の男女平等の表明にもなります」(同)

 日本の皇室にも時代の波は来るか。(本誌・上田耕司)


※週刊朝日  2019年11月1日号


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