「ここ(皇室)にいる限り、どうせ好きな人とは結婚を出来ないと思っている」

「皇室から出たい。出るためには、結婚しかない」

「自分でいいと思える相手と結婚できるならば、(細かい欠点など)構わない。姉が『いい』と思うならば、結婚すればいい」

 秋篠宮家の次女、佳子さま(26)は、周囲にこう語っていたという。

 国民の反発をよそに、眞子さま(29)と小室圭さん(29)の結婚への準備は、力業で進んでいる。

 9月27日の帰国を前に、フジテレビがニューヨークで小室さんを直撃した映像が流れた。長髪を無造作に束ねた小室さんが、質問を投げかける記者を無視して立ち去る様子は、視聴者に衝撃を与えた。

 皇族が通う学校として知られた学習院女子中・高等科の同窓会の役員を務めた女性は映像を見てこうつぶやいた。

「女性皇族のお相手となる方ならば、品位をもった行動を求められるはずです」

 だが、冒頭であげたように、そこに重きを置いていないご様子なのだ。

 2017年に眞子さまと小室圭さんの婚約内定会見が行われた。実はその時期に佳子さまは、こう悔しそうに口にしていたという。

「どうして、(姉は、結婚について)何も相談してくれなかったのか」

 姉の結婚話にためらいつつも気持ちを整理していったのだろうか。

 2019年に国際基督教大学(ICU)を卒業した佳子さまは、記者会の質問に答えた文書回答で、眞子さまの結婚にこうエールを送った。 

<姉が結婚に関する儀式を延期していることについてですが、私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています>

 秋篠宮家の事情に詳しい人物はこう話す。

「佳子さまは、早く皇室を出て民間の世界で生きて行きたいというお考えを持っておられたようです。皇室を出る手段のひとつが結婚であるのでしょう」

 ただし、皇族である限り好きな相手と結婚することは簡単ではない。姉の眞子さまの結婚相手は、世間で言う「ふさわしいお相手」ではない。

「しかし、家と家の結婚で相手が決められるぐらいならば、自分の意思で結婚したい。自分たちが納得した相手であれば、多少の問題があっても構わないー。私は佳子さまのお気持ちを、そう受け取りました」(前出の関係者)

 実際、過去の皇族女性の結婚を振り返ると、家同士の結びつきから離れた、自由な恋愛結婚はかなり難しい。皇族女性のお相手は、旧皇族か旧華族、もしくはその家に連なる家柄だ。

 2005年に結婚した上皇ご夫妻の長女の黒田清子さん(52)は、「ふつうの市民と結ばれたはじめての皇女」と言われた。

 そうはいっても夫の黒田慶樹さんの伯母は、旧華族の税所家に嫁ぎ、伯父の妻は旧華族・秋月家の出身。黒田さん自身も大学まで学習院で、秋篠宮さまとは初等科時代からの親友なのだから普通の家庭とは言い難い。

 14年、日本最古の旧家同士の慶事と祝福されたのが、高円宮家の次女、典子さん(33)と出雲大社の宮司の長男である千家国麿さん(48)との結婚だ。

「憲仁親王が02年に亡くなってから、久子さまご一家を支援してきたのが、千家宮司夫妻であったのは、有名な話です」(神社関係者)

 18には、高円宮家の三女絢子さん(31)と日本郵船社員の守谷慧さん(35)が結婚。守谷さんの母・季美枝さんと親しい久子さまが、絢子さんに紹介して結婚の運びとなっている。高円宮家の姉妹は、自らの結婚感についてこう話していたという。

◆女性皇族の運命とは?

「結婚と恋愛は別」

 三笠宮家の長女、彬子さま(39)と次女の瑶子さま(37)は未婚の女性皇族だ。

 しかし父の故・寛仁親王は娘に対して、条件をつけていた。

「結婚するならば、旧皇族が相手だ」 

 彬子さまご本人も周囲にこう話しているという。

「結婚はしない。三笠宮家に人生をささげるつもりだ」

 皇族女性の将来について興味深い記事を共同通信(9月6日付)が報じている。

<天皇ご一家と4宮家存続の構想 政府、女性皇族が継ぐ案を想定>

 記事では、眞子さまが結婚をして皇籍を離れることによる皇族の減少を防ぐために、天皇ご一家と今ある4つの宮家を存続させる構想を政府は持っていると書いている。構想の中身は、女性皇族が結婚後も皇籍を維持する有識者会議の案を基に、愛子さま(19)が天皇ご一家に残り、佳子さまが秋篠宮家を継ぐというものだ。

 残る3宮家について記事では触れていなかったが、「現存の4宮家」となると、高円宮家は未婚の長女の承子(35)さま、三笠宮家は長女の彬子さま、お子さまのいない常陸宮家は、三笠宮家の次女である瑶子さまが継ぐということになる。

 記事は、<本人の意向に最大限配慮する内容とすることを想定している>と結んでいる。

 しかし、ご本人方は、「自由がある」とは考えていないようだ。

「多くの皇族方は、皇室に生まれた以上、定められたなかでの結婚や人生であると、理解しておられる」(かつて天皇家に仕えた人物)

 皇族でありながら「私」に生きることを決めた眞子さま。宮内庁が調整している小室さんと臨む記者会見で、内親王は最後に、国民に何を語るのか。

(AERAdot.編集部 永井貴子)