放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は「ジュピターショップチャンネル」で販売する「パール・マグネットブローチ」を取り上げる。

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 10月に入ったのに、季節外れの真夏日や夏日が続いた地方も多いけれど、だからといって半袖やノースリーブで出演すると、視聴者の方から“お叱り”をいただいてしまう。

 タレントの場合はそれほどでもないのだけれど、女性アナウンサーはよく「寒々しい」と叱られる。

 着るモノだけではない。お辞儀をしたとき、髪の毛が顔にかかったり、胸元のペンダントトップがズレたまま番組が進んでしまったりしても叱られる。

 もちろん、それらがピンマイクに当たって雑音を発したりでもしたら、“事故”とみなされる。

 そんな中、「これはイイ」と、女性アナウンサーを担当するスタイリストさんから絶賛されているブローチがある。「ジュピターショップチャンネル」で昨年11月に販売され、即、完売したマグネットブローチだ。

 シンプルなブラウスやニットをいっきに華やかに見せてくれる大振りのブローチで、文字通り、マグネットタイプ。

 スタイリストさんたちにとって、もっとも助かるポイントは「借りてきた服に穴を開けずに済む」ことだろう。ブローチを着ける場合は、留め具の針を服に通さなければならないので通常なら2カ所、ピンブローチでも1カ所は穴を開けなければならない。

 ブローチは素人が考えるよりも上部に着けたほうが、より若々しく、素敵に見えるとスタイリストさんは言う。そんなプロでも一発OKとはいかないこともあるそうだが、この商品なら、何度位置をずらそうとも、衣装に穴が開くことはない。

「初めは、本番中に落ちてしまったら怖いと思っていたけれど、マグネットが強力なので、その心配もない」とは某女性アナウンサー担当のスタイリストさんの弁だ。誰の手でも、留め具と本体がピタリと固定されるのだ。

 このブローチの進化版である「パール・マグネットブローチ」が10月26日、再び「ジュピターショップチャンネル」で売り出されることとなった。

 流麗な小枝ラインに、本物のジュエリーのような緻密な3Dの設計デザイン画をもとにしたキラキラブローチ。

 ブラウスやニット、ジャケットのみならず、バッグや帽子、コートなどに着けてもオシャレ。ネックレスとしても使えるマルカンも付いた。これは「買い」だと思う。

山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。TBS系「サンデー・ジャポン」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

※週刊朝日  2021年10月22日号