小学校に続き、中学校も通わないことを宣言した不登校ユーチューバー・ゆたぼんが、「退院後は仲間とBBQでしょ」というタイトルで17日までに自身のYouTube動画を更新。コロナ禍で10人以上の仲間と共に海岸沿いでバーベキューを楽しむ様子に、クラスター発生の懸念が上がっている。

 

 ゆたぼんは下の歯が上の歯より前に出る受け口で硬い食べ物や肉がかみ切れなかったり、活舌が悪くなったため、歯の矯正治療を決意。そこで、レントゲン撮影をしたところ永久歯が斜めに埋まっていることが判明。永久歯が歯茎からまっすぐ出てくるようにワイヤーで引っ張っていたが効果が得られず、このままの状態が続けば他の歯の上から永久歯が生えてくる状態になってしまうため、永久歯を取り除くための手術をすることになった。

 手術後は病院での入院生活を動画で紹介していたが、父親の中村幸也氏が自身のツイッター上で、ゆたぼんに対して誹謗中傷コメントが多数寄せられたことを告白。憤りをこう綴っていた。

「全身麻酔で手術を終えて入院中の12歳のゆたぼんに対してのコメントが悪質すぎる。ネット上での誹謗中傷が原因で亡くなった人もいるのにまだ学ばないのか?そのくせゆたぼんには『学校に行かないと大切な事を学べない』などと言ってくる。『君たちは学校に行ってても何も学べてないじゃないか』って話」

 ゆたぼんは手術が成功して無事に退院。仲間たちとバーべキューを開催することになったが、動画を見ると気になる点も。

 このイベントに格闘イベント「THE OUTSIDER」の元チャンピオン・熊澤伸哉が参加するなど10人以上が参加。マスクをしている人はほとんどいなく、近距離で会話を楽しんでいる光景が見られた。

 内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策のホームページでは、3密(密接・密集・密閉)の回避の項目で、<一つの密でも避けて、「ゼロ密」を目指しましょう。特に人と人との距離は十分に保ってください>、<おしゃべりする時間は出来る限り短くし、大声は避けてください>と呼びかけている。

 コロナの新規感染者数は17日が429人と減少傾向にあるが、まだまだ予断は許さない。 

 第6波の感染爆発を防ぐためにも、大人数での食事は避けるなど日常生活ではもう少し我慢が必要だ。

「退院祝いでお世話になっている人たちに感謝の思いを伝えたかったかもしれませんが、10人以上が参加してバーべキューをやることは踏みとどまってほしかったですね。ユーチューバーは動画を見る人たちへの影響力があるし、クラスターが発生して医療従事者に迷惑をかける恐れもある。ゆたぼんや周りの大人たちがこのイベントを開く前に中止にする決断をするべきだったと思います」(テレビ関係者)

 この動画のコメント欄には、「退院祝いのBBQ、僕も是非混じりたいです!へずまりゅう君等と一緒だと尚楽しめそうです!」、「ゆたぼんさん楽しんでるね!ゆたぼんさんの仲間に入りたいなぁ」などの書き込みが。

 バーベキュー禁止とは言わないが、感染防止へ日常生活で節度ある行動が呼びかけられている時世を考えると、もう少し慎重に行動するべきだったかもしれない。(桜庭嘉男)