来オフのメジャー争奪戦になりそうな意外な日本人選手とは?

来オフのメジャー争奪戦になりそうな意外な日本人選手とは?

 日米で数々の偉業を成し遂げた野茂英雄が1995年5月2日に衝撃のメジャーデビューを果たしてから23年余りの月日が流れた。イチロー、松井秀喜、松井稼頭央、松坂大輔、岩隈久志、青木宣親、ダルビッシュ有、田中将大、前田健太ら球界を代表する選手たちが続々と米国に渡り、今オフは西武のエース・菊池雄星がポスティングシステム(入札制度)による大リーグ移籍を目指している。侍ジャパンの4番に座るDeNAの筒香嘉智も契約更改の席で、来オフのメジャー移籍へポスティングシステム利用の容認を球団側に求めた。



 11月の日米野球で活躍したソフトバンクの柳田悠岐、西武の秋山翔吾も対戦した米大リーグ(MLB)選抜の首脳陣、選手から「良い選手だね」と賛辞の言葉を送られた。筒香、柳田、秋山と日本を代表する強打者たちについて、米国の実際の評価はどうなのだろうか。

 西海岸の球団スカウトは「筒香は評価が分かれるバッターですね。日本のパワーヒッターは米国で結果を残せなかったケースが少なくない。ただ打撃技術が高いので手元で動く球質に十分に対応できると思う。打率2割8分、20本塁打は残せるのではないでしょうか。秋山は青木に近いタイプのヒットメーカー。柳田はスピードとパワーを兼ね備えている。体格も米国の選手に見劣りしないし、大谷のような活躍をしても不思議ではない」と分析する。

 だが、このスカウトが数年前から最も重点的に調査している選手は筒香、秋山、柳田ではなかった。

「楽天の則本(昂大)ですね。今年で3年契約が切れるのでオフにメジャー挑戦する可能性が十分ある。三振奪取率も高いし、投げっぷりがヤンキースの田中を彷彿とさせる。昨季の成績はあまりよくなかったですが、評価が下がることはありません。多くの日本人投手がメジャーでも結果を残していることも有利に働いていると思います。来オフは争奪戦になると思います」。

 2年連続で沢村賞を獲得した巨人の菅野智之の評価はどうだろうか。

「菅野は能力的には申し分ないです。今すぐメジャーに来ても2ケタ勝利は勝てます。ただFA権を最短で取得するのも21年シーズンと少し先です。巨人がポスティングシステムを容認すれば則本以上の争奪戦になるでしょうけどね」日本人メジャーリーガーは野手より投手の方が活躍のイメージがわきやすいことが、評価基準にも影響しているかもしれない。(今中洋介)


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