八戸市水産科学館マリエント(吉井仁美館長)で3日、「マリエント市」がスタートした。物品販売やものづくり体験のほか、岩手県立種市高海洋開発科の生徒による「南部ダイバー」の実演が行われている。6日まで。

 マリエント市は、市民や観光客の交流促進を目的に毎年開催されており、今回で14回目。会場には期間中、市内外から計11店舗が出店する。

 初日は3階展示室の大水槽で、3年の坂下将汰さん(17)が南部ダイバーを実演。潜水服をまとって水槽に入り、展示魚への餌付けやじゃんけん大会を行い、来館者を楽しませた。青森県立三本木農業恵拓高による自家製リンゴジュースも販売された。

 市立新井田小5年の清水偉智(いさと)君(10)は「ダイバーが潜水服を着て水中を歩く姿がかっこよかった。来年もまた来たい」と満足げに話した。

 高校生による南部ダイバーの実演は5、6日も正午から開催。6日はお絵描き教室なども開かれる。営業時間は午前9時〜午後4時。最終日は午後3時半まで。【全文】