二戸、軽米、九戸の3市町村にまたがる折爪岳(標高852メートル)で、夜の森に黄色い光を放つヒメボタルが乱舞し、幻想的な光景が広がっている。

 3日夜は雨が降る中、午後7時20分ごろから辺りが少しずつ暗くなるに従って草陰でホタルが光り始めた。それに続くように光はどんどん拡大。チカチカとその場で点滅したり、飛び回ったりする姿が見られた。

 5〜15日の午後7時半〜9時は山頂付近で交通規制が行われる。今年は遊歩道などでの観賞時にガイドが随行するサービスも新たに開始。申し込み方法など詳細は折爪岳振興協議会が運営する折爪岳のホームページで確認できる。【全文】