南アフリカ ゴルフ強豪国の広い裾野=浅井雄太
 2019年のラグビー・ワールドカップ日本大会で優勝した南アフリカで、ラグビーに匹敵する人気を誇るのが、ゴルフである。

 南アフリカはゲーリー・プレーヤー選手やアーニー・エルス選手らゴルフのメジャーチャンピオンを多数輩出している強豪国。最大都市ヨハネスブルク市内には多数のゴルフコースが存在し、ゴルフが市民の娯楽として定着している。

 そのため、整備の行き届いたコースを手ごろな価格で楽しむことができ、週末にビジターで訪れても4000円以下のところが多い。プレー中はそれぞれが手押しのゴルフカートで自身のバッグを運ぶのが一般的で、治安上の懸念から外を歩く機会が少ない市民の良い運動にもなっている。

 プレー中の昼食はサンドイッチなどの軽食を5分程度で済ませるのが一般的。ゴルフ場は市街地から近距離に位置することもあり、早朝からプレーすれば昼には帰宅できるため、気楽にプレーできるのが魅力だ。

 コースでは子どもたちだけのグループも多く見られ、小さな体から大人顔負けのショットを繰り出す姿に驚かされることもある。この裾野の広さが南アフリカをゴルフ強豪国にしているのだと実感している。

(浅井雄太・双日ヨハネスブルク駐在員)