「アクサレディス in MIYAZAKI」初日、小林夢果(こばやし・ゆめか)が1イーグル、7バーディー、1ボギーでツアー自己ベストの「64」をマークし、単独首位発進を決めた。

「明日(2日目)は4つ伸ばしたい」

◆国内女子プロゴルフ<アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 3月22〜24日 UMKカントリークラブ(宮崎県) 6565ヤード・パー72>

 プロ3年目の20歳・小林夢果が最高のスタートを切った。

 10番のインスタートで前半3つのバーディーを奪ったあと、17番でボギー。そこから18番パー5ではピンまで225ヤードの2打目を4番ユーティリティーで2メートルに寄せて会心のイーグル。後半も1番パー5でバーディーのあと3番でもスコアを伸ばし、最後は8、9番と2連続バーディーで締めた。

単独首位発進と最高のスタートを切った小林夢果 写真:Getty Images
単独首位発進と最高のスタートを切った小林夢果 写真:Getty Images

 これで1イーグル、7バーディー、1ボギーでツアー自己ベストの「64」をマークし、8アンダーで自身初の単独首位発進を決めた。

「今日は100点のラウンド。パターが入っていて良かった」

 昨年のステップ・アップ・ツアー「京都レディースオープン」でプロ初優勝し、今季はQT8位の資格で出場。

 開幕から2戦は予選落ちで、前週の「Vポイント×ENEOS」でようやく予選を通過。「明日(2日目)はできれば4つ伸ばしたい。耐えるゴルフになると思うので、その中でもチャンスがあったら取っていきたい」と意気込んだ。

 7アンダーの2位タイには小滝水音と臼井麗香。6アンダーの4位に2年連続年間女王の山下美夢有が続いている。5アンダーの5位タイに蛭田みな美、河本結、村田理沙、4アンダーの8位タイに高橋彩華、吉本ここねが並んでいる。

 2週連続優勝中の鈴木愛は1オーバーの66位タイ。前回大会優勝者の山内日菜子は、1アンダーの31位タイにつけている。

 今季初優勝を狙う原英莉花は3オーバーの91位タイと調子が上がらず、昨年のプロテストをトップ合格した清本美波も同じく91位タイ発進と、ほろ苦いプロデビュー戦の初日となった。

e!Golf編集部