プロゴルファーの菅沼菜々(すがぬま・なな)が自身のインスタグラムを更新。通算2アンダーの13位タイで終えた「RKB×三井松島レディス」の戦いを振り返りました。

「助けてくれる周りの人に感謝の気持ちを忘れず」

◆国内女子プロゴルフ<RKB×三井松島レディス 5月10〜12日 福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県) 6305ヤード・パー72>

 女子プロゴルファーの菅沼菜々が自身のインスタグラムを更新。戦いを終えた現在の心境を明かしました。

通算2アンダーの13位タイで3日間の戦いを終えた菅沼菜々 写真:Getty Images
通算2アンダーの13位タイで3日間の戦いを終えた菅沼菜々 写真:Getty Images

 5月10日から12日まで開催され、通算12アンダーをマークして今季2勝目を手にした岩井千怜の優勝で幕を閉じた「RKB×三井松島レディス」。

 菅沼は最終日を首位と2打差の好位置で迎えたものの、強い雨が降り続く難しいコンディションに苦しみ、スコアを伸ばすことができず通算2アンダーの13位タイで3日間の戦いを終えました。

 試合後にアップした投稿で「応援ありがとうございました」と書き出した菅沼は「サロンパス決勝終わってから速攻福岡に向かいました!」と明かし、続けて「車移動、父とマネジャーさんが手伝ってくれて、行ってよかったって思ってもらえるように願いました」と今大会にかけていた思いを告白。

「広場恐怖症」という病を抱え、飛行機や新幹線などの公共交通機関が利用できず、沖縄や北海道を除きトーナメントが行われる全国各地を車で移動していることを公言している菅沼。

 今大会も前々週の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」が開催された茨城から車で移動して参戦し、初日は「68」をマークするなど長旅の疲れを感じさせないプレーでギャラリーを沸かせました。

 また、「人生初のホールインワンを達成しました!!!!(5歳からゴルフをしていて、今まで1度も無かった)」と最終日の12番パー3ではエースを達成。「やったやったーーーーーーー」「めちゃくちゃうれしかったー!」と喜びを伝え、「少しずつ、自分のゴルフができるようになってきて、すごくうれしいです」「浮かれることなく、前を向いて体調を整えながら夏まで突っ走って行きたいと思います」と自身のプレーにも手応えを感じているようです。

 次戦は16日から千葉県で行われる「ブリヂストンレディス」に出場予定。再び車での長距離移動が強いられる菅沼にとって厳しいスケジュールでの戦いが続く中、「今回の千葉には、父とキャディーのだいじさんに手伝ってもらっています!」「いつもサポートしてくれる、助けてくれる周りの人に感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張ります」と感謝の思いをコメント。

 最後に「やっと私の大好きな夏がそろそろかな〜って、夏を感じさせる気温にもなってきて、ウキウキ」「夏、こーーーーい」と菅沼“らしさ”全開のかわいらしいコメントを添えて締めくくったこの投稿には「初ホールインワンおめでとう」「人生初とは意外」「お父さんもマネジャーさんも、長距離運転お疲れさま」「菜々ちゃんの季節が来た」などの声が寄せられています。

菅沼 菜々(すがぬま・なな)

2000年2月10日生まれ、東京都出身。18年プロテスト合格。20-21年シーズンは賞金ランキング47位で初のシードを獲得。22年シーズンは、メルセデス・ランキング8位と躍進。23年「NEC軽井沢72ゴルフ」では、神谷そらとのプレーオフを制して悲願の初優勝を挙げる。あいおいニッセイ同和損保所属。

e!Golf編集部