ゴルフ場へは、キャディーバッグ以外にもウエアや貴重品などを入れておくためのバッグが必要です。では、どのようなタイプのものがオススメなのでしょうか。

基本的にはどんなバッグでも問題ない

 ラウンドの際、キャディーバッグ以外にも、ウエアや貴重品などを持ち運ぶバッグが必要になります。しかし「ドレスコードと同じようにバッグにも決まりがあるのでは」と考える人もいるかもしれません。

ゴルフに行くとき、どんなバッグにすればいいのか迷ったことがある人は多いはず 写真:AC
ゴルフに行くとき、どんなバッグにすればいいのか迷ったことがある人は多いはず 写真:AC

 では、ゴルフ場に持っていくバッグはどのようなものを選ぶといいのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。

「カバンに関しては特に『これが禁止』といったものは定められていません。多くのゴルファーに親しまれているのはボストンバッグやトートバッグです。最近ではゴルフメーカーから販売されているリュックも増えています。これらはゴルフ場のロッカーに入れておくのが無難になります。コース内に持っていきたいものを入れるバッグや袋を用意するといいでしょう」

 主流とされているボストンバッグは大きすぎて、持ち運びが面倒だと感じる人もいると思います。ほかにオススメのバッグはあるのでしょうか。

「私が一番便利だと思うのは、ナップザックです。値段も比較的に安いですし、持ち運びにも優れています。タオルや飲み物などを入れて、カートに持っていくこともできるのでオススメです」

 また、コース内にバッグを持ち込む際はカラスに中身を物色されてしまったり、カートの振動によって携帯品を途中で落としてしまったりする可能性も考えられます。そのため、バッグの口を閉めて、カートのかごに蓋がついている場合は開けっぱなしにしないようにするとより安全です。

リュックで来場している人もいる

 では、実際にゴルフ場を訪れる人はどのようなバッグを持ってくるのでしょうか。全国でゴルフ場を運営する東急リゾーツ&ステイの広報担当者は以下のように話します。

「弊社のゴルフ場は、バッグに関してドレスコードのような決まりを定めていないので、お客様が持ち込まれるバッグも多種多様です。リュックを背負われて来る方もいらっしゃれば、シンプルな手さげ袋で来られる方もいらっしゃいます」

「海外から来られたお客様や併設されているホテルに宿泊されるお客様を中心に、スーツケースで来場される方もいます。ただし、スーツケースは大きさの関係でロッカーに入れることができないので、フロントでお預かりする形をとっています」

 着替えなどを入れるバッグに関しては、一般的なゴルフ場ではタイプによって禁止していることはほとんどないので、それほど気にする必要はないようです。

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