プロゴルファーの菅沼菜々(すがぬま・なな)が自身のインスタグラムを更新。予選落ちに終わった「ブリヂストンレディスオープン」の戦いを振り返りました。

「体を休ませないといけなかった」

◆国内女子プロゴルフ<ブリヂストンレディスオープン 5月16〜19日 袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県) 6731ヤード・パー72>

 女子プロゴルファーの菅沼菜々が自身のインスタグラムを更新。戦いを終えた現在の心境を明かしました。

「ブリヂストンレディス」では予選落ちを喫した菅沼菜々 写真:Getty Images
「ブリヂストンレディス」では予選落ちを喫した菅沼菜々 写真:Getty Images

 5月16日から19日まで開催され、通算14アンダーをマークした竹田麗央の逆転優勝で幕を閉じた「ブリヂストンレディスオープン」。

 初日「74」と厳しい出だしになってしまった菅沼は、2日目もスコアを伸ばすことができず通算4オーバーで無念の予選落ち。18日にアップした投稿では「だいぶ良くなってきた調子が、今週は自分自身のコンディションが良くなかったです」と今大会を振り返り、悔しさをにじませました。

 また、「1200キロ往復はもう少し練習を休んだり体を休ませないといけなかったみたいです」とコメント。

 菅沼は「広場恐怖症」という病を抱え、飛行機や新幹線などの公共交通機関が利用できず、沖縄や北海道を除きトーナメントが行われる全国各地を車で移動していることを公言。

 今月のトーナメントは茨城→福岡→千葉で開催。車移動を強いられる菅沼にとっては片道1200キロの往復がコンディションにも少なからず影響を与えたようで、「まだまだ未熟です」と体をいたわる大切さを改めて感じたとのこと。

 次戦は23日から兵庫で行われる「リゾートトラスト レディス」に出場予定で、再び長距離移動が想定されるものの「修正して、また来週から頑張ります」と意気込みを語った菅沼。

 最後に「やっとお家帰れる」と遠征が続いていた中で、ようやく自宅に戻れる喜びを伝えて締めくくられたこの投稿に、ファンからは「いろいろとセーブしながら頑張ってくださいね」「全力で応援してます」「また元気にコースに戻ってきてください」「次の試合は予選通過できるの期待していますね」となどの声が寄せられています。

菅沼 菜々(すがぬま・なな)

2000年2月10日生まれ、東京都出身。18年プロテスト合格。20-21年シーズンは賞金ランキング47位で初のシードを獲得。22年シーズンは、メルセデス・ランキング8位と躍進。23年「NEC軽井沢72ゴルフ」では、神谷そらとのプレーオフを制して悲願の初優勝を挙げる。あいおいニッセイ同和損保所属。

LUIS FIELD