女子ツアーQTのファイナルステージ3日目が終了し、若林舞衣子が通算11アンダーで首位。来季のレギュラーツアー前半戦出場権(第1回リランキングまで)を獲得するには35位以内に入るのが目安だ。シード落ちした選手たちが軒並み苦戦を強いられている。

シード落とした若林舞衣子が首位キープ

◆国内女子プロゴルフ<JLPGAファイナルQT 11月29〜12月2日 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県) 6442ヤード・パー72>

 来季のレギュラーツアー前半戦出場権(第1回リランキングまで)をかけて、4日間のストロークプレーで行われるJLPGA女子QTのファイナルステージ。来季のレギュラーツアー前半戦出場権(第1回リランキングまで)を獲得するには35位以内に入るのが目安となる。

3日目を終えて首位に立っているベテランの若林舞衣子 写真:Getty Images
3日目を終えて首位に立っているベテランの若林舞衣子 写真:Getty Images

 3日目を終え、通算11アンダーで首位に立ったのは若林舞衣子。今季シードを落としたが、QTファイナルでは安定感のあるプレーで初日から単独首位をキープした。

 シードを落とした選手たちはシーズンを通して成績が出なかったわけで、QTに入るまでに本来の調子を取り戻すのは難しいのが現実だろう。そんな中でも若林は安定感のあるショットでスコアを伸ばした。

 若林は気を吐いているが、シードを喪失した選手たちは多くが苦戦を強いられている。

 3日目終了時点で、ツアー2勝の酒井美紀は通算1アンダーの36位タイと奮闘しているものの、ツアー5勝の比嘉真美子は通算4オーバーの71位タイ、ツアー23勝の李知姫は通算5オーバーの76位タイ。他にもイ・ナリ(53位タイ)やユン・チェヨン(60位タイ)といった韓国選手や、1998年度生まれ“黄金世代”の山路晶(53位タイ)と臼井麗香(95位)も苦戦しており、上位に入るにはビッグスコアが必要となる。

 特に李知姫は20年にわたって保持したシードを落とし、QTに行くか迷っていたが、最終的に参戦を決断。43歳にして初めて挑戦するQTの雰囲気に飲まれたか、スコアを伸ばしきれずに最終日を迎える。

 今季は若手の活躍で初シード獲得者が11人おり、それに押し出される形でベテラン勢がシード陥落した。それでもQTから再起を懸ける選手たちには、最後まで健闘を期待したい。

キム・ミョンウ