LINE株式会社は、同社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」で、日本全国の男女を対象に「観戦するのが好きなスポーツ」「今後やってみたいスポーツ」について調査を実施。その結果が発表されました。
若手の台頭とベテラン勢の活躍が目立った昨シーズンの女子ゴルフ
昨シーズンは、山下美夢有が史上最年少の年間女王に輝いたほか、岩井千怜、川崎春花、尾関彩美悠らがツアー初勝利を挙げるなど若手が台頭。一方で、金田久美子、藤田さいきの2人が11年ぶりの勝利をつかみ、ベテラン勢の活躍も光った女子ゴルフ。

スポーツ界全体に目を移すと、2月に行われた北京五輪で、冬季五輪最多となる18個のメダルを獲得した日本選手団の活躍や、11月のサッカー・ワールドカップで、ドイツ、スペインといった強豪国を破り、ベスト16に進出した日本代表の姿は、記憶に新しいところでしょう。
LINE株式会社は、同社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」で、日本全国の10〜60代の男女を対象に「観戦するのが好きなスポーツ」「今後やってみたいスポーツ」について調査を実施。
「生涯スポーツ」とも呼ばれ、老若男女の幅広い世代が楽しめるスポーツとして知られている「ゴルフ」は、果たしてランクインしているのでしょうか?
観戦するのが好きなスポーツは?
プロ・アマチュアを問わず、会場での観戦やテレビ放送、インターネット中継、配信なども含めた「観戦をするのが好きなスポーツ/競技」について調査をしたところ、全体では、1位に「野球」(36.3%)、2位に「サッカー/フットサル」(35.6%)がランクイン。
続く3位は「フィギュアスケート」(23.5%)、4位「バレーボール」(22.9%)、5位「マラソン/駅伝」(18.6%)という結果になりました。
年代別に見ても、「野球」と「サッカー/フットサル」は、10〜50代でトップ2となっていますが、60代では、1位の「野球」に続き、2位には僅差で「フィギュアスケート」がランクイン。また、男性と比べて女性のほうが高い割合で、特に50〜60代女性からの支持が多く集まりました。
さらに60代では、ランキング外ですが「ゴルフ」「体操」もほかの年代と比べて割合が高い結果に。また、50〜60代では、全体的に各項目の割合が他の年代よりも高い傾向にあり、観戦したいスポーツが多くあるようです。
男女別に見ると、男性のほうが高い割合なのは「野球」「サッカー」「ボクシング/その他の格闘技」、一方、女性のほうが高いのは「フィギュアスケート」「バレーボール」でした。
今後やってみたいスポーツは?
続いて、現在スポーツをしているかは関係なく「今後やってみたいスポーツ/競技について」調査。
「やってみたいスポーツ/競技はない」と回答した人が、全体の36.3%を占めていたものの、1位は「スキー/スノーボード」という結果に。2位以降は、僅差で「バドミントン」「テニス」「ゴルフ」が続くランキングとなりました。
年代別に見ると、50〜60代では「ゴルフ」が1位となり、50代で13.0%、60代では16.5%と高い割合に。女性よりも男性の割合が高く、特に60代男性では26.2%と高い結果になりました。
また、「ゴルフ」は30代の5位(9.5%)、40代の3位(11.2%)にもランクイン。
「観戦するのが好きなスポーツ」で全体にランクインすることはなかったものの、「今後やってみたいスポーツ」では、30代以上のすべての年代から支持があった「ゴルフ」。
新型コロナウイルスの流行をきっかけに、密を回避できるスポーツとして人気が再燃したゴルフですが、この結果からも「新たにやってみたい!」と、興味を持っている人が多くいることがうかがえます。
【調査について】LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査調査対象:日本全国の15歳〜64歳の男女実施時期:2022年12月1日〜2022年12月3日有効回収数:5254サンプル
出典:LINEリサーチ
e!Golf編集部