宇和島城を舞台にしたイベント「伊達なうわじまお城まつり」(宇和島市主催)が4日、開幕した。初日は宇和島藩初代藩主の伊達秀宗が家臣を引き連れ57騎で入部した様子を再現した名物の大武者行列があり、甲冑(かっちゅう)姿の市民ら約100人が市内の商店街などを勇壮華麗に練り歩いた。5日まで。
 武者隊は一般公募で関東など県内外から参加。秀宗役は3月に結成した「伊達な宇和島おもてなし武将隊」の自営業男性(32)、正室の亀姫役は「たけやま3・5」の武田雛歩さん(25)が務めた。
 同市弁天町1丁目の道の駅きさいや広場で出陣式があり、秀宗役の合図で「エイエイオー」と勝ちどきを上げて出発。一行は隊列を組み、沿道の人たちの声援に手を振りながら、国道や商店街など約2キロをゆっくりと歩いた。