愛媛県は23日、2023年度の県内への移住者数が過去最多の7254人(前年度比1・3%増)だったと発表した。年代別では20代が2663人(3・3%増)で最も多く、30代の1242人(7・8%減)と合わせると全体の5割超を占めた。県はデジタルマーケティングによる情報発信や、20市町と連携した大規模な移住フェアなどが功を奏したと分析している。
 東予が2914人(3・3%減)、中予が3385人(7・6%増)、南予が955人(4・6%減)だった。
 市町別では松山市が最多の2994人(7・4%増)で、今治市の1180人(11・6%減)、西条市の787人(50・2%増)と続いた。