朝倉未来のメンタルへ鋭い指摘「自信がないと話を盛る」

 ABEMAのドキュメンタリー番組『格闘代理戦争-THE MAX-』の決勝が17日、行われた。UFC史上初の二階級同時王者のコナー・マクレガーのもとで武者修行を行っていた平本蓮がセコンドとして会場に登場。ENCOUNTは元K-1プロデューサー中村拓己氏とともに取材を敢行した。

 7月にの格闘技イベント『超RIZIN.3』(7月28日、さいたまスーパーアリーナ)では“シン世紀の一戦”朝倉未来戦が控えている。「人生で1番練習をしている」という平本はマクレガー所属ジムSBG(Straight Blast Gym)へ。今月16日にSNSで帰国の情報が流れるとその変貌ぶりはたちまち話題となった。

 注目されていたひとつが首付近に掘られた新しいタトゥーだ。「増やしました」と語り、MMAへの思いを込め刻んだそのデザインが「金網」であることを明かした。

 武者修行の練習内容は極秘。この試合へかける思いが伝わってくる。「試合当日まで秘密で。徹底的に秘密主義でいこうかと。SNSにも(練習などの様子は)絶対に見せないです。ぶちのめすので、試合で見せます」と力強い。

 それでもMMA界のスターであるマクレガーから学んだことをひと言だけ明かす。「マクレガーから得たのは『ヒキ』ですね。これは試合でポイントになります。本当に『ヒキ』としか言えない」と口元が緩んだ。

 この日の『格闘代理戦争-THE MAX-』では推薦選手・秋元強真を連れた朝倉未来も会場入りしていた。直接会うことはなかったというが、その様子はモニター越しに見ていた。「すげぇ、声が小さかった。マイク遠かったのか……。今日あまりしゃべりたくなかったのかな。心配になっちゃった」とニヤリと笑った。

 練習成果について語る未来についてXでは「ほざけばほざくほど自信がない事の表れだろ」と一蹴。改めて現在の未来への思いを吐露した。

「自信がないと話を盛るじゃないですか。僕は自信があるのでそういうことをする必要がない。それが試合にも出てくるんじゃないか。勝負します、今回。とにかく疲れる試合になる。本当にやり込んで戦おうと。(K-1時代も含めて)全てを超えていきます」ENCOUNT編集部