22歳の決断、3期生では3人目の卒業

 乃木坂46の阪口珠美(22)が22日、公式ブログでグループからの卒業を発表した。活動期間は今年7月までの予定。卒業後のことは未定だが、昨年開催の「33rdSG アンダーライブ」を終えた後、「私はやりきった! これ以上はもうないな」と決断したという。

 阪口は2016年9月、乃木坂46の3期生オーディションに合格。約8年間に在籍になるが、「私は乃木坂46が大好きで『乃木坂みたいなアイドルになりたい』から『本物の乃木坂46になりたい』という夢に向かいました。このグループに入る事だけが人生の夢だったのでこの先のこと、目標は考えられなくて」とつづっている。

 耳の不調でライブがつらく感じてしまったこと、「もうダメかな」と思って卒業を考えた瞬間が何度もあったことを明かしつつ、「踏ん張ってグループを引っ張っていこうと頑張り続ける同期や頼もしい後輩の姿、気持ちを理解してくださるスタッフさん方のお陰で『もう少し、もう少し…』とまた頑張る気持ちに動かされていました」と振り返った。

 その上で「そんな私が卒業を決心したのは33枚目シングルのアンダーライブです。あの時のステージがそれまでと違って心身の不安を忘れてしまうほどに以前のように心からライブを楽しめて、この上ない達成感を感じました」とし、「『私はやりきった!これ以上はもうないな』と感じ、その時に卒業を決心しました」と説明した。

「未定」としている卒業後については、「今までできなかったことをしたり、少し考える時間を作ったり、勉強もしたい。22歳からの自分と向き合って、これからの目標や夢を見つけてここからまた新しい夢に向かおうと思います」と明かしている。

 乃木坂46のメンバーは現在、3期生、4期生、5期生で構成。3期生の卒業は、大園桃子さん(芸能界引退)、山下美月に続いて3人目になる。ENCOUNT編集部