会見冒頭では枯れた声で必死に挨拶

 俳優の桜田ひよりと細田佳央太が18日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ系列のドラマ『あの子の子ども』(6月25日午後11時)の制作発表会見に出席した。急きょ、細田が喉の不調で声が出なかった桜田を献身サポートした。

 同作は、火曜午後11時連続ドラマ枠「火ドラ★イレブン」の新ドラマにして、蒼井まもるの同名少女漫画を原作とするラブストーリーの一歩先の物語。妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップル、川上福(かわかみ・さち、桜田)とその恋人・月島宝(つきしま・たから、細田)の葛藤や苦難などを描く。

 カンテレドラマ初主演の桜田は、喉の不調で会見中はしゃべることがままならず、冒頭のあいさつのみ。枯れた声で必死に「皆さん、おはようございます。この声になって申し訳ございません。川上福を演じます。桜田ひよりです。よろしくお願いします」と述べた。

 代わりに、相手役の細田が「めちゃめちゃしゃべりますよ! 普段、撮影がんばってくださっているので、今日くらいはちょっと休んでもらって」とフォロー。

 また、桜田は細田と初共演。桜田は、細田の印象をしたためた紙を細田本人に手渡し、細田自身が読むことに。

 細田は「いいですか? 読ませていただきます」とかしこまり、「『本当に素敵なところばかりで、印象はもう右肩上がりです!!! まわりを見て、自分が今どんな動きをしたらいいのか、常に考えている方。演技をしていても、私が投げたボールを正面から受け取ってくれて、まっすぐ返してくれる。とても楽しくお芝居ができています! あと、いつもニコニコ笑ってくれているので、私がツボなのかな? 細田さんの。と、勝手に思っています(笑)』とのことです!」と読み終わり、桜田を見て「顔、赤くないですか!?」と笑った。

 一方、細田は桜田の印象について「めっちゃちゃんとしてる。すごいな、と思ったのは脱いだ靴をちゃんとそろえる」と明かし、会場を和ませた。

 会見には、茅島みずき、JO1の河野純喜も出席した。ENCOUNT編集部