本格的な紫外線の季節がやってきましたね。紫外線は晴れの日だけでなく曇りの日、屋外だけでなく室内でも侵入し、日焼け、シミ予備軍を作る、コラーゲン破壊によってシワ、乾燥など肌にダメージを与えるためUVケアによって肌を守ることが大切です。 日焼け止めにはSPFやPAの数値が表記されていますが、それぞれ意味や目的があります。今回は日常生活にあったUVケアアイテムの選び方と正しい塗り方についてご紹介します。

紫外線とは?UVケアの基本

紫外線は春、夏だけでなく一年中降り注いでいて、一年の中でも特に5月〜7月が高く、午前10時〜午後2時が1番多いと言われています。

紫外線を浴びることで肌が赤くなったり、こんがり茶色っぽくなるような「日焼け」。乾燥や肌トラブルなど肌表面の隙間から紫外線が侵入しコラーゲンを破壊することから「乾燥」「シワ」を加速させ、シミの元となるメラニンが増え、数ヶ月や数年後に「シミ」「色素沈着」となります。

紫外線は直接日差しに当たるだけなく、壁や地面を反射し窓ガラスも通過するため、外出時だけに限らず、会社や家などの室内でもしっかりと紫外線対策をおこないましょう。

SPFやPAとは? 紫外線の種類

紫外線対策の代表的なアイテムといえば「日焼け止め」です。日焼け止めを塗ると日焼けしないということではなく、紫外線から肌を守る、紫外線によって受けるダメージを防御するという意味です。

紫外線は波長の長さによって紫外線A波「UVA」、紫外線B波「UVB」、紫外線C波「UVC」と分類されています。「UVC」はオゾン層に吸収されて地上に到達しないことから、日頃私たちが浴びているのは「UVA」と「UVB」です。

うっかり日焼け、日中の日焼けを招く「UVA」

紫外線の中でも紫外線A波「UVA」は波長が長いことが特徴です。

暖かい日差しだけどジリジリ感じるほどではない時、油断していたら肌が日焼けして赤くなっていたと感じる時、日常の短時間の買い物やお出かけ時に浴びていることが多いです。

「UVA」は波長が長いため、皮膚の真皮層にまで到達することからコラーゲンの破壊、乾燥、シワ、シミの原因となります。

レジャー日焼けなど赤みを招く「UVB」

紫外線B波「UVB」の波長は中くらいですが、皮膚の表面にある表皮への作用が高いことが特徴です。

海や川などレジャーの際に数時間太陽に当たっただけで肌が赤くなるような日焼け(サンバーン)、真夏の数時間の外出などで日焼けすることが特徴です。

肌表面が炎症するような日焼けの仕方から、乾燥、シミ、シワの原因となります。

SPFは「UVB」、PAは「UVA」への防止効果が高い

日焼け止めにはSPFと数字、PAと+が記載されています。

「SPF」とは、Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の略で「UVB」の防止効果が高いことが特徴です。
SPF10、SPF20、SPF30、SPF40、SPF50などの数字は、紫外線によるダメージを遅らせることを示してることから、レジャーの場合:SPF40〜50のもの、日常生活の場合:SPF20〜40のものを選ぶと良いでしょう。

「PA」とは、Protection grade of UVA(プロテクショングレイドオブUVA)の略で「UVA」の防止効果が高いことが特徴です。
PA+、PA++、PA+++、PA++++とプラスの数でUVAへの防御度合いを示していることから、紫外線量が高まる春夏の日常生活にはPA+++、PA++++のもの、紫外線量の少ない秋冬はPA+、PA++を選ぶと良いでしょう。

日焼け止めの塗り方と頻度

日焼け止めは肌に伸ばすように塗りますが、ベタつく、もったいないなどの理由から少量で済ませてしまう人も多いのではないでしょうか。量が少なくきちんと塗れていないと紫外線から肌を守れず、効果が半減してしまいます。

【顔に日焼け止めを塗る場合】

①適量を手に取り、顔の中心から外側に向かって優しく広げる
②適量を手に取り、首、フェイスラインなどに広げる
③適量を手に取り、おでこ、鼻、頬骨、首など、位置の高いところや焼けやすい場所をおさえるように重ねる

【体に日焼け止めを塗る場合】

①ひじ下〜手先、ひじ上〜二の腕、ひざ下〜足先へとパーツを分ける
②適量を手に取り、パーツごとに塗り広げる
③もう一度、適量を手に取り、パーツごとに塗り重ねる

日焼け止めは一気にたっぷり塗るのではなく、適量をムラのないように塗り広げ、もう一度重ねるように塗ることがポイントです。

朝や外出前に日焼け止めを塗っても、汗や皮脂によって日焼け止めが浮いたり流れるので、2〜3時間に一度は塗り重ねると紫外線防御効果も高まります。外出先などでこまめに塗り直せない時や、もっと紫外線対策を高めたい場合は、UVカット機能のある日傘、帽子、衣類、サングラスなどと合わせましょう。

日焼け、シワ、シミなどの肌トラブルを招かないためは、日常生活やレジャーなどシーンにあった日焼け止めアイテムやUVカットグッズを選び紫外線対策をおこないましょう。