阿佐ヶ谷のギャラリー白線にて、 3月31日(金)〜 4月9日(日)まで、企画展「ケロッピー前田 個展
『Modified Humans モディファイド・ヒューマンズ』」が行われる。

ケロッピー前田氏は1990年代半ばから、雑誌『BURST』などで世界各地のカウンターカルチャーを現場レポートし、身体改造の最前線を日本に紹介してきた。2005年からは、写真家、アーティスト、キュレーターとして国内外で作品展示を行っている。

今回の個展では、身体改造の30年史を写真作品を中心に紹介。皮膚標本 (人間)や穿頭頭蓋骨 (動物)など、改造人間の世界を体感できるだろう。

<開催日時>
2023年 3月31日(金)〜 4月9日(日)
13:00〜20:00

<会場>
ギャラリー白線
(東京都杉並区阿佐谷南1-36-14 ハウス白鳥1F-B)

<開催メッセージ>
「未来を見てみたい」

それが、1997年に米国で頭部にインプラント(埋め込み手術)を施すことを決心した理由だった。そのことで、改造人間の一人として1999年に始まる身体改造の世界大会「モドゥコン」への参加資格を得た。そして、2002年以降、ルーカス・スピラを始めとする改造人間たちが次々に来日し、身体改造カルチャーが日本上陸を果たした。

1970年代に身体にフックを貫通して吊り下がるボディサスペンションをいち早く実践した現代アートのパフォーマー、ステラークは1995年のインタビューでこう語っている。

「身体改造が行っていることは、テクノロジーと人間の融合である。それは単なる装飾でなく、哲学の表現であって、一時の流行という枠を越え、新しいリアリティが登場する予兆となっている」

この言葉は2023年のいま、日本でも多くの理解者を生むことになるだろう。
すでに「未来」は来ていた!

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