私の同期はお弁当のおかずやお菓子などをほしがるクレクレ女でした。最初はちょっとしたものをほしがっていましたが、次第にエスカレートするようになり… 退職を機に引っ越す私にあり得ないおねだりをしてきたのです。

「ちょうだい!」が口癖

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 私が新卒で入社して半年経った頃に、取引が増えて人手が足りないからと追加で社員の募集が行われ、同い年の女の子Cちゃんが入社してきました。4人いる同期は男ばかりで寂しい思いをしていたので、女の子の同期ができて嬉しかったです。

 Cちゃんは人懐っこく、最初は好印象でしたが… 私がお昼に手づくり弁当を持って行けば
 「おかずちょうだい!」と言い、おやつを食べていれば
 「私にもちょうだい!」とおねだりしてくるように。

 Cちゃんが入社して3カ月経つ頃には、退職するおばちゃんが通勤で使っていた電動自転車をほしがるなど、立派なクレクレ女になっていたのです。

引っ越しする私の家に来たがるように

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 入社して3年目、私は家庭の事情で仕事を辞め、退職して地元に戻ることになりました。会社を辞めることが決まり、もちろん同期にも退職することを伝えました。すると、今まで1度も家に来たことがなかったCちゃんから、
 「最後だし家に行かせて!」とお願いされたのです。

 引っ越し準備で忙しいので断りたかったのですが…
 「最後にゆっくり話したいの」
 「1時間だけでもいいから!」などとごねられます。

 会社で顔を合わせたときだけでなく、仕事が終わった後にメッセージでもおねだりされ、あまりのしつこさに
 「短時間だけなら」と渋々家に招くことにしました。

家具・家電をちょうだい?!

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 休日のお昼前、Cちゃんが私の家にやって来ました。家の中に入ると部屋をぐるっと見回して、
 「ねえねえ、この机と棚とテレビもらっていい?」と言ってくるではありませんか。

 クレクレ女であることは理解していましたが、まさか家具や家電までほしがるとは思っておらず、私は驚きで声が出ませんでした。すると、Cちゃんは勝手にキッチンへ行き、
 「冷蔵庫と電子レンジもあるじゃん! 全部ちょうだい!」と言ってきます。

 ほしがっていたものは引っ越し先で使うつもりでしたし、大型家具や家電を運ぶために引っ越し業者も手配しています。そのため、
 「どれも引っ越し先に持って行くし、引っ越し業者の予約もしてるから無理だよ」と断ったのですが、 
 「うーん、引っ越し業者をキャンセルして、地元に戻ってから新しいのを買えば?」と言われました。

 あげると言うまで居座りそうな勢いだったので、
 「奢るからカフェに行こう」と外に連れ出し、その日はそのまま帰ってもらうことに。

 それからも、Cちゃんはしつこく家具や家電をほしがりました。会社で仕事中にクレクレされて困っていると、
 「あんた、みっともないからやめな!」と先輩が注意。Cちゃんはふてくされた様子で仕事へ戻っていき、そこから引っ越すまでクレクレされることはなくなりました。

Cちゃんとは疎遠に

 会社を辞めるまでは今まで通りの関係を続けましたが、退職して引っ越しが完了してからCちゃんの連絡先をブロックしました。半年ほど経って以前の職場の先輩が私の地元に遊びに来たのですが、その際にCちゃんの近況を聞くことに。

 Cちゃんは「ちょうだい」したものをフリマアプリで売っており、それが社内の人にバレてしまったとのこと。大事に使うと言われて譲った人もいたようで、Cちゃんは周りから白い目で見られ、社内で孤立しているそうです。

 あやうくお小遣い稼ぎに利用されるところだったので、家具などを譲らなくて正解でした。

(ファンファン福岡公式ライター/水素)

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