長男の初めての七五三は、近所のお宮さんでお参りをした私たち。下の娘のときは、別の有名神社にお参りすることにしたのですが、その内容は、かなり違ったものでした。

iStock.com bee32

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 長女が7歳の七五三での話です。長男のときは、初めての七五三であまり情報もなく、お宮参りでお世話になった近所のお宮さんでお参りをしたのですが、後日、幼稚園のママ友に聞くと、車で10分程のところにある、大きな神社にお参りに行くという人がほとんどでした。

 そこで、「せっかく名のある神社が近くにあるのだから、長女の七五三参りはそっちに行ってみよう」ということになりました。大きな神社ですが、特に予約も必要なかったため、着物に着替えていざ神社へ。

 広い境内は、どこを切り取っても絵になるフォトスポットです。写真をたくさん撮りながら歩いていると、外国人観光客にも「かわいいね」と話しかけられ、長女も私もちょっといい気分。「やっぱりここに来てよかったね〜」と喜んでいました。

 そして、いよいよ七五三参りの受付へ。さすがに大きな神社だけあって、境内は七五三の家族でいっぱい! 祈祷(きとう)料5,000円を納めて、順番を待つ列に並ぶこと30分。

 「長い列の割には意外と早かったね」と話しながら案内されたのは、仮設で作られた大きな広間でした。そこに100人近い人が入ったところで簡単な説明があり、ご祈祷が始まりました。

 たくさんの人と一緒にまとめて祈祷された後は、出口で千歳(ちとせ)あめと神社オリジナルの神様の絵本をもらって、はい、終了。

 えっ? これだけ〜?

iStock.com burpee

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 神社の規模から、立派な神殿でのご祈祷や特別なお札をもらえるなど、もっと格式高いものを想像していた私たちは、あまりのあっけなさにがっかり。一気に大人数を祈祷するから、待ち時間も少なかったのです。

 毎日たくさんの人が訪れる神社なので、仕方ないのかもしれませんが、人生の中で、そう何回もあるわけではない七五三。近所のお宮さんでの七五三が満足感の高いものだっただけに、物足りなさを感じてしまったのでした。

 その後、下の子の七五三は、また地元のお宮さんにお参りに行くようにしました。

 近所のお宮さんでは、子どもの喜ぶ文房具やおもちゃをお土産でもらえるし、なにより一人一人の目の前で祈祷をしてくれます。父親にも玉串奉奠(たまぐしほうてん※)という大役を任されるので、「お参りしたぞ!」という気持ちにもなれるのです。並んで待つということもないですしね。

 やっぱり、名前だけで選ぶと、期待と違うことがありますね。大きな神社も悪くありませんが、わが家に合うのは地元の小さなお宮さんなのでした。

 ※玉串奉奠…玉串を神様にお供えする儀式

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おきょうさん

福岡で生まれ育ち、現在は関西で2男2女の4人の子育てに奮闘中。ライターとして活動しながら子供のスポーツを応援する日々です。