子どもの写真を気軽に撮影できる今日この頃です。シャッターチャンスはたくさんあります。そして人生の節目の行事は絶好の撮影タイミング。そのタイミングをプロに任せた七五三撮影のお話です。

iStock.com philipimage

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 私には3歳差で娘が2人います。長女は高齢出産で待望の赤ちゃんでした。独身の頃は、先に結婚した友人たちから届く子どもの写真付き年賀状は他人事でしたが、自分に子どもができると、そんな家族写真付き年賀状に親近感が生まれじっくり見るようになりました。

 わが家の自慢の子どもも負けてはいられない!? しかし現実の私はそんな写真を撮る余裕がありませんでした。当時、私はガラケーだったこともあり、年賀状にできるような写真も撮れず…。

 そんな私が「3歳の七五三くらいはプロに撮ってもらおう」と思い立ったのです。

 近所の有名な写真スタジオを偵察して、撮影費用にかかる金額に気を失いそうになりましたが、「3歳だけ!!3歳の七五三だけ可愛い写真をプロに撮ってもらう!」という私の突然の発言に、夫も両親も反対はしませんでした。

 撮影当日は、仕事で来られない夫抜きで、産まれたばかりの次女も一緒に連れて写真スタジオへ。後から私の親と夫の親も来ることになり、大人数での騒ぎになってしまいました。スタジオにずらりと並んだレンタル衣装を見て、ばあば2人はそれぞれ着物を選び出し、事前に私が選んだ着物に加えて結局合計3回のお色直しに。

 長女を立たせたり座らせたり、背景を変えたりと、カメラマンさんも大忙しでシャッターを押しまくり! 子どもが笑顔になるように、カメラの横でぬいぐるみを振り回すハイテンションなスタッフに、私は感心するばかり。3歳児にはハードな2時間がかりの撮影になってしまいました。

iStock.com ThomasVogel

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 撮影が終わり、いざ大量のデータから写真を選ぼうとするのですが、あれもこれもかわくて(親ばか全開)なかなか絞れません。写真屋さんも「このアルバムにすれば○○枚選べてお得ですよ」などと営業トークを展開、どんどん値段が上がっていきます。

 しかしこれでは予算オーバーになってしまう。そして何より私が一番考えていたのは、抱っこしている生まれたばかりの次女も3歳になったら同じことをしてあげないとかわいそう…3年後にまたこんな高額な費用が払えるのか…ということでした。

 悩みに悩んで吟味し、思い切って、着物1点に付き2カット、合計6枚の一番安価なアルバムを購入しました。私としては大満足でした。

 そして3年後、同じ写真スタジオで次女の3歳の七五三撮影をすることになりました。「段取りも予算も経験してるから」と思っていた私は甘かった…。

 5歳になった長女はドレスに興味津々! 「私も着たい!!」とうっすら涙目で訴えます。次女も着物を3着で写真6枚と考えていた私の思いは5歳の長女に負けてしまい、急きょ姉妹2人そろってドレスを選ぶ流れになってしまいました。

 もちろん、立ったり座ったり、背景を変えて撮影枚数はどんどん増えていきます。そして結局、次女の単独バージョンに姉妹のツーショットバージョンも追加になり、大散財の七五三になってしまいました。それ以来、もう写真スタジオに行くことはありません。7歳の七五三はスマートフォンで私が大量の写真を撮って大満足です。

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なな

幼稚園児と小学生の二児のママ。PTAと自治会の世界を満喫中。趣味は、子どもとおでかけ・庭いじり・ネットショッピング。