展覧会「MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Art(アイコンズ オブ アーバン アート)〜バンクシーからカウズまで〜」が、大分市美術館にて2023年7月22日(土)から10月9日(月・祝)まで開催される。その後、京都、東京へ巡回予定。

ドイツ・ミュンヘンの美術館「MUCA」コレクションが集結

ドイツ・ミュンヘンに拠点を置く「MUCA(Museum of Urban and Contemporary Art)」は、ヨーロッパ最大級のアーバン・アートや現代アートのコレクションを収蔵する美術館。現代の都市空間で発達した視覚芸術である、壁や建物、道路や橋などの公共の場所に描かれたアートを差すアーバン・アートや、現代アートにおける20・21世紀の有名アーティストの作品を展示している。

MUCAは、この分野での作品収集の第一人者として知られており、都市の景観を作品の一部として主に収蔵している。ポップ・アートからニューリアリズムまで、都市環境の中の芸術、抽象絵画、社会・政治問題など多様なテーマを扱い、そのコレクションは1,200点以上を誇っている。

「MUCA展 ICONS of Urban Art〜バンクシーからカウズまで〜」は、MUCA所蔵の60点を超える貴重な作品が集結するドイツ国外初となる展覧会。バンクシーやカウズ(KAWS)などのアーティストたちのアイコニックな作品の展示を通して、彼らの軌跡を辿り、人気の秘密に迫る。

会場では、バンクシーらのほか、インベーダーやフランスのストリートアーティストであり写真家のJR、アメリカのストリートアートを代表するシェパード・フェアリー、サンフランシスコを拠点に活動するバリー・マッギー、黒いシルエットの人物をモチーフにした作品で知られるリチャード・ハンブルトンなど、国際的に有名なアーティストのキャリアを決定づけた作品を展示する。

約40年間にわたる現代アートの革命的なムーブメントに触れることができる、今までにない規模と迫力を兼ね備えた展覧会となっている。

展覧会概要

「MUCA展 ICONS of Urban Art〜バンクシーからカウズまで〜」
会期:2023年7月22日(土)〜10月9日(月・祝)
会場:大分市美術館
住所:大分県大分市上野865
時間:10:00〜18:00(最終入館17:30)
休館日:9月11日(月)・19日(火)・20日(水)・25日(月)
入場料:一般 1,800円、高大生 1,500円、中学生以下無料

【問い合わせ先】
大分市美術館
TEL:097-554-5800