ルルムウ(rurumu:)の2022年春夏コレクションが、東京・池袋にある自由学園 明日館で、2021年10月18日(月)に発表された。

“続いていく物語”を紡ぐ

自由学園の校舎として使われていた重要文化財「明日館」を舞台に発表された今シーズン。会場の前に広がる長閑なガーデンに入ると、アンティークな椅子に腰を掛けて子猫の人形を抱えながら絵本『The Rabbits' Wedding(しろいうさぎとくろいうさぎ)』を読む女性が出迎えてくれた。

今季のクリエイションのヒントとなったのは、デザイナー東佳苗の心を動かしたというミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』。作品に登場する“おばあちゃん”の印象的なシーンに想いを馳せながら、エモーショナルでどこか懐かしさを感じさせるコレクションを完成させた。タイトルは、「continued story」。

儚く繊細なフラワーモチーフ

まず目を引くのは、牧歌的なムードが漂うフラワーモチーフ。縦横にフリルをあしらったワンピースには、淡いブルーやパープルを基調とした小花柄の生地を複数用いて儚く繊細な印象に。

赤や白のフラワーモチーフをデザインしたクロップドニットトップスには、クマの手作り人形を配したスカートと合わせることで、ノスタルジックなムードを加速させた。

蝶々やくまをデザインしたニット

また、“蝶々”や“くま”といったモチーフをあしらったアイテムが散見されたのも今季の特徴といえる。裾や袖口にラメ糸を用いたニットカーディガンには、クロシェ編みで表現した蝶々とうさぎのモチーフをオン。

ベストとスカートのセットアップには、くまや蝶々に加えて少女などのモチーフも落とし込んだ。うさぎの耳が付いたニット帽を合わせることで、より一層ガーリーな佇まいに仕上げているのも印象的だ。

空想的な絵画を落とし込んだセットアップ

今季は、画家・網代幸助の作品を落とし込んだアイテムも登場。ふんわりと丸みを帯びたオーガンジーのセットアップに、想像上の人物や動物を描いた網代の空想的な絵画を落とし込んだ。