旅行の必須アイテムともいえる「スーツケース」。近年、ただ荷物を入れるだけではなく、さまざまな機能を搭載したモデルが登場しています。今回は高機能なスーツケースを紹介します。

●スーツケースのサイズ

 スーツケースを選ぶ際に気にするべきポイントはいくつかありますが、まずはサイズに注目します。宿泊日数によってスーツケースを使い分けましょう。目安としては、1泊、2泊の場合は30L以下、4〜6泊であれば50L前後など、1泊につき10L程度と考えると良さそうです。

 また、飛行機を利用予定の場合は、スーツケースの幅・高さ・奥行の合計値が、各航空会社が定める規定内に収まるように製品を選びましょう。

●「TSAロック」について

 米国では、空港で荷物を預ける際に鍵を開けた状態にしておく必要があります。鍵を閉めて預けてしまうと、場合によっては荷物の確認時に鍵を壊されてしまうことも。しかし、「TSAロック」を搭載しているタイプのスーツケースであれば、空港のスタッフが専用のツールで解錠できます。

 米国に行く予定がある、あるいは将来的に行きたい方は「TSAロック」が付いている製品を選びましょう。

●「ファスナータイプ」か「フレームタイプ」か

 見落としがちなのが開閉部分のタイプ。ハードタイプのスーツケースには主に「ファスナータイプ」と「フレームタイプ」があります。

 ファスナータイプは、フレームタイプに比べると比較的軽く、スーツケースを全開にしなくても荷物を取り出せたり、製品によっては拡張できたりと、柔軟に扱えるのがメリットです。

 フレームタイプは、重さはあるものの、頑丈で壊れにくい点がメリット。フレームタイプのスーツケースはファスナータイプに比べると無理やりこじ開けづらいため、セキュリティ面でも安心感があります。特に海外旅行に使用する場合はフレームタイプがおすすめかもしれません。

●ハイテクなスーツケースたちを紹介!

President「座れるスーツケース Mサイズ」

 President(プレシデント)の「座れるスーツケース」は、キューブ型の見た目が特徴的なフレームタイプのスーツケース。本体素材に特殊ポリカーボネートを使用、内部に補強を施しているため、125kgまでの人が30分は座れる設計になっています。

 キャスター部分はストッパー付のダブルホイールキャスターのため、座っている時や移動している時の安定感もあります。また、暗証番号式TSAロックを採用しています。Mサイズの容量は約62L。販売価格は2万8000円前後です。

LFF「キッズキャリーケース」

 子どもを連れた旅行に便利なのがLFF(エルエフエフ)のキッズキャリーケース。荷物を運ぶだけでなく、子どもを乗せて移動できるようになっている点が最大の特徴です。待ち時間のおもちゃや、疲れてしまった時の座席代わりにもなります。

 ベルトとハンドルで乗った子どもを安定させるなど、安全面にも配慮されています。耐荷重はSサイズ(容量18L)が40kgまで、Mサイズ(容量21L)が50kgまでです。「TSAロック」も搭載。販売価格は1万5000円前後です。

YMA「スマート・キャリーケース」

 YMA(ワイエムエー)の「スマート・キャリーケース」は「荷物を持ち歩く時代から 荷物が自ら歩く時代へ」というキャッチフレーズの通り、追尾式、自走式の機能を持ったスーツケースです。

 持ち主の歩行速度に合わせて自動でついてくる「追尾モード」と、乗って、リモコン操作で移動できる「騎乗モード」、2つのモードを使い分けることができます。騎乗モードは体重100kgまでの人が乗車可能。移動速度は時速10km以下の安全走行です。バッテリーは簡単に取り外せるので空港で預けることもできます。

 また、TSA認可のロックと、指紋セキュリティロックを搭載しているため、セキュリティ面でも安心感がある設計です。容量は36L、耐荷重は100kgまでです。販売価格は13万2000円(税込)です。

&.FLAT「折り畳めるキャリーケース 35L」

 &.FLATの「折り畳めるキャリーケース」はハードタイプでありながら折りたためるスーツケースです。折りたたみにも組み立てにも専用器具は不要で、3ステップで簡単にできます。使わない時はたたんでしまえるので、自宅での保管にも便利です。

 本体前面のカバーを開けるだけで荷物を取り出せる「片面開閉式」を採用。ビル3階以上の高さからの落下テストをクリアするなど耐久性にも優れており、しっかりと荷物を守ります。TSAロックも搭載しています。容量は35L。販売価格は3万円前後です。

SOLGAARD「時短スーツケース 39L」

 SOLGAARDの「時短スーツケース 39L」は米TIME誌の「最も優れた発明品」を受賞した製品です。通常のスーツケースは荷ほどきが必要ですが、「時短スーツケース」はシェルフ型の収納がセットになっているため、荷造りも荷ほどきも不要です。シェルフはハンドルにかけたり、ラックに吊り下げたりなど省スペースで使えます。また、自重で荷物が偏って服にしわが付いてしまうこともありません。

 さらに、モバイルバッテリーを取り付けるとスーツケースを開けなくてもスマホを充電できる充電ポートが付属しています。ダイヤル式のTASロックも搭載。販売価格は3万7400円です。